ブードゥー人形とはアメリカ出身のオカルトアイテムで日本で言う藁人形。ステージのどこかに出現することがあり、これを投げるとゴーストのいる方向へ不自然に飛んでいく。
拾うとゴーストに襲われやすくなるらしいが詳細不明。ちなみにトラックに持ち帰ろうとすると手を離した瞬間、蜂のように跳ねまわって空へ飛んでいく。心霊スポットのものを家に持ち帰るのは禁忌であり、霊を家に持ち帰ってしまい取り憑かれる可能性が高いため絶対やってはいけないとされている。
備考
Mekabre Loa Voodoo Doll - Complete Kit
基本的に黒魔術の一種であり呪いに使用される。形式的には日本の藁人形と似たようなもの。最近では願掛けやおまじないの道具としても使われることがあるらしい。
作り方は木の棒で作った十字架を麻紐でぐるぐるまきにして人形の形を作る。できた素体に洋服やらボタンで目をつけたりして完成。
呪いのかけ方はマチ針をつかって人形をつんつん刺していく。日本の丑の刻参りとよく似ている。針がいっぱい刺されたブゥードゥー人形はぱっと見、鍼治療みたいで呪いというよりも健康療法に見えなくもないので逆に呪いの対象者が快方してしまうかもしれない。
ブードゥー人形で人を呪おうと思った方へ
基本的に呪術というのはとんでもなく割に合わない儀式である。人を呪えば穴二つと呼ばれる通り、オカルトでは呪詛を使用するとその術者に呪いが発生するという仕組みになっている。力を得るにはそれ相応の代償が必要なのだ。人の死を願うなら、本人そのものか、本人が最も愛した親しい者が死ななければいけない。
また呪詛には呪詛返しという、呪いを跳ね返す術もあるがこれもまたとんでもなく割にあわない呪法で使用すると返りの風(かやりの風)が吹き、呪詛返しを使用した術者は返りの風を受け最悪死ぬこともあるとか。
つまり呪いも呪詛返しも本来割にあわない物なのだ。呪いを起こしても、返しても返りの風が吹く。
それでも人が呪いに手を出してしまうのは命と引き換えでも本望を遂げたい…悪く言えば命一つしか残されずすべてを奪われた人々がいたからだろう。