スーパーファミコンの育成ゲーム「プリンセスメーカー」。感受性の高さ故に家出を頻繁に繰り返す家出娘「エル」。彼女を一人前のプリンセスに育てる為、勇者ナテシカは四苦八苦する毎日。
家出したエルに対して説教をします。しかしエルは腑に落ちない様子でした。家出した都度こうして説教する事は効果があるのでしょうか…。あまりなさそう…。
食堂の店主が給料を上げてくれました。1日10Gの給料です。給料が上がるだけいいですよね。今の時代、上がっても数千円ですから。それも一年単位。
お小遣いを与えたいところですが、娘の教育の日の為、我慢してもらいます。ごめんね。でもエルの為なんだ…。でも娘からすればこの気持ちは理解できないんだろうなあ。本人からしてみれば自分の将来のためって言われてもねえ。
うーーんまた失踪した…。この家出も、もはや恒例行事…。
話しかけると不思議系の発言をします。この時点でのエルの感受性は300超え。たび重なる家出はこの突出した感受性によるものです。ほんといらないこの謎システム。
資金にも余裕が出てきたので芸術の教育をはさみつつここらでバカンスを挟む事にします。エルとの思い出を増やしたい…。
仕立て屋のアルバイトは日給がアップしました!給料は低いけど色んな事を学べるのでエルにとってもいいです。料理屋は料理と感受性しか上がらないのに対し、ここでは気品や話術なども上がりますから。
芸術性も少しずつ成果が出始めました。社交界にだしても大丈夫なように教育に余念はありません。
バカンスに行こうと思ったらお金が足りませんでした。
うーん貧乏って辛い!
エル「くすん、貧乏だからバカンスにいけないんですねーお父さん」
ごめん!ごめんね!エル。お父さんにもっと甲斐性があればバカンスに連れて行ってあげられるのに!!
かつての中世ではバカンスができるのは一部の金持ちだけでした。私に力があれば娘にこんな不憫な思いをさせないで済むのに…。お金…お金があれば…!
娘が非行した!!
たび重なるストレスのせいでついに娘が非行しました!娘のストレスを抑える為、すぐに休憩を入れます!
お小遣いが貰えないと分かると嫌味を言いました。こんな言葉遣い絶対にしなかったのに…!あまりのショックに言葉が出ません…。
それでも休憩を入れて気遣うとなんとか更生しました。良かった…。
負担のかからない教育を受けさせて娘の為になるように配慮します。運動を挟む事でストレス解消にもなるでしょう。
お掃除やお洗濯がキライ!と言う娘。良いんですよ、プリンセスは家事なんてしませんから。エルは掃除や洗濯など庶民じみた事はしなくていいんです(断言)!
前回、行けなかったバカンスにやっといけるようになりました。親子の思い出を少しでも作りたい。そんな思いで秋の海へと向かいました。
我ながら思うけど、やっぱり海は夏かなあ。山の方がよかったかなあ。まあエルが楽しそうだからいいか。
城の騎士と話すも、これ以上は人脈が上がらない様子。これからはもっと偉い人と話さないとダメみたい。
9月の収穫祭ではお料理コンクールに再挑戦です。今のエルなら一位も夢ではありません。
やったーーー!!エルのエビチリソースパイフォアグラぞえが一位に選ばれました!美味しそう!私も食べてみたい!
ラフィエル、お前が喜んでどうするねん。
優勝の商品としてもらった金冠鳥の卵。食べると体力が増えます。
可愛い卵なのに食べるなんて可哀そう・・・。うーん確かにそうですけど、孵化させても感受性が上がるだけなので食べちゃいましょう…。
か…かわいい…。
エルの体力が50も上がりました!親としてはやっぱり娘が元気に育ってくれる方が嬉しいです。
懐にも余裕が出てきたので娘にお小遣いをあげます。今まで我慢させてごめんね。
そして今回から、語学の授業も受けさせる事にします。はっきり言ってエルは頭が悪すぎて不安です…。
騎士では人脈が増えない為、将軍に面会を求めるも追い払われてしまいました。礼儀作法が足りていないせいでしょう…。
礼法の授業を受けると初級レベルの授業が終わりました。これからはやっと中級レベルに入れます。
家に戻ると来訪者が。青い肌に紫の髪に赤い髭…見るからに怪しいんですけどこの人。
社交界はエルのうわさで持ちきりだそうです。そりゃエルくらい美人であれば当たり前でしょう!
この魔神の力によって礼節のスキルが上がりました!
追い返された将軍ともやっとお話が出来ます。しかしこの将軍若い女が好きみたいです。ヤダ、あんまり近づかせたくない…。
一々、言う事が嫌らしいんだよ。この男…。
芸術の授業なども受けさせていると、師匠から話しかけられました。
作品を1点仕上げることができるみたいです!経費は100Gもかかりますが娘の一点の作品です!出します出します!
タイトル「魔の森の宴」…。お、おう…。幻想的な世界観の中にも禍々しい魅力があって目を引き付けられます…。これがエルの中にある隠された魔なのか…。
いつものように城に通うと見かけない青年武官がいました。さっそく話しかけてみましょう。
青年武官は城の見張り台で見張りをしていたようです。楽な仕事とのたまう青年に見張りだって立派な仕事だと叱るエル。
「生意気言ってはずかしいわ、これ全部父の受け売りなの」っておい!あからさまに人のせいにすんな!エル!
青年は一年に一度、一月しか来ないらしい。一年後も会う約束をしました。なんか七夕の織姫と彦星っぽい。まああれは彦星が正直クズだったけど。
帰りに、ケーキを食べて帰りました。照れるエルに美味しそうにたべるエル。色んな表情のエルがみれて今日は満足かな・・・。
なんやかんやでエルの誕生日がすぐにきました。一年って早い!
エルにくまのぬいぐるみをプレゼントしようかな。13歳って丁度子供が終わるか終らないかくらいの年齢だよね。クマのぬいぐるみをプレゼントできるのもこれで最後かもしれない…。
ハッピバースデー!エル!13歳のお誕生日おめでとう!
エルがずっと良い子で育ちますように!こうしてエルとの一年は平穏に終わったのでした…。
っておーーーーい!
この家出癖もいい加減直してほしい…。