本名:マックス・トンプソン(父親の名前そのまま継承)
1946年には悪い意味で親から一人立ちしていた模様。1946年というと、第二次世界大戦が終戦した頃合?1946年に生まれた人は2016年現在は70歳。
生まれ育ち
親は広大なコールドウインド農場を経営する地主のアダムス夫妻。しかし望まれない息子(避妊せずにできちゃった子)の上、醜い容姿のせいで親からすさまじく嫌われてしまい部屋に閉じ込められてしまった。食料は壁の穴から投下され糞尿垂れ流しの状態で放置された。
それだけではなく親から酷い虐待を受けており、彼の体に付いた傷ややけど跡や水ぶくれはおそらく親によるもの。
あと事故の後遺症のようなひどい骨の曲がり方をしている。虐待によるものなのか生まれつきのものであるかは不明。
ここからは私の考察になるが、あのひどい骨の曲がり方はやっぱり事故によるものなんじゃないかなあ。10歳くらいの子供時代に大きな事故にあって治療もせずに放置するとああいう曲がり方をするよね。ヒルビリー君の家はでかい重機があるから轢かれちゃったとか、親が虐待で轢いたとか……。いずれにしろヒルビリーの父ちゃん許せない。
年齢について
監禁生活を送った彼が良心から逃げ出す形で一人立ちしたのでおそらく10代後半。肉体的にも強く丈夫になった頃合に両親を惨殺したのではないかと予想。アグレッシブだし。
人の年齢を予想するときに顔をあまり判断基準にするべきではないんだよね。体つきや筋肉の付き方や表情を基準に年齢を予想するとやはり18歳から19歳あたりではないかと思う。男性って20歳くらいから髭とかが濃くなってきて体系にも重厚感がでてきませんかね?
筋肉が引き締まっていて割りとほっそりとしてるし腰の辺りも線が細く綺麗。腕のところの筋肉を見るとレイスやトラッパーと違って性差の余りない綺麗な形をしているので20歳は行ってないと思う。逆に言うと高校生らしい幼さのようなものが体系や血色から見える気がする(錯覚)。これで実は39歳でしたーとかだったらショックで倒れてしまうかもしれない。
職業について
農夫。地主の一人息子?
親はたくさんの事業を行っておりかなり裕福な家計であることが予想される。農夫というと日本では身分が低く貧しいイメージを持つかもしれないが、テキサスあたりの広大な農地を持つ経営者は数々の事業を持っておりかなり裕福。
参考は1988年に出版された奪われた初恋。テキサスが舞台となっており、農場の経営者が数々の事業を手にかけて裕福な暮らしをしている。メルセデスベンツも所有している。おそらくヒルビリーも親さえまともだったらそれなりに良い地主になっていたのでは?
兄弟について
両親を殺した記述はあれど兄弟を殺した記述はないのでたぶん一人っ子。
農場の経営者であれば跡継ぎとなる一人息子は本来宝石以上に大事な存在であるはずなのだが望まれない子(できちゃった子)だったり虐待されたりひどい扱い。跡継ぎ候補がほかに居たか兄が居た可能性があるかもしれない。
ただ親が粗野で動物的な性格であるなら勢いで子供ができちゃった可能性もなくはない。でも望まれない子とはいえ名前さえ与えないというのはどうなんだろうなあ。避妊しないで性欲にまかせてできちゃった子供とはいえ、跡継ぎだしやっぱり生まれてきたらうれしいと思うけどなあ。いくら顔が醜いとは言え。
こういう点においては、人権が守られてる現代人とやっぱり考え方が違うのかな。今でこそ一人っ子は普通だけど、昔は子沢山だし兄弟を作る前提だったから第一子に対して愛情がなかったのかな。
性格面について
ヒルビリーの性格に関しては現時点で明確な表現はないが、話によると無邪気な性格らしい。ハンマーで攻撃したあとおもちゃのようにハンマーを扱う描写があるので鬼ごっこと同じ感覚で獲物をもてあそんで殺してしまうのかもしれない。
また、彼が求めた愛情表現は両親からの虐待と拷問という形でなされていたため、彼が行う拷問や殺戮は愛情表現である可能性……で、あるがそうしながらも心のそこでは愛情を分け与えない親を憎んでいたのかもしれない。
ちなみに彼の家には彼が作った遺体のアートや作品がたくさんあるらしい。
Fateの龍之介を思い起こさせるが、根っからの暴れん坊やサイコキラーというわけではなくある程度知能や創作心を伺わせる。
そして農場が廃墟になった後、家の管理やトウモロコシ畑の世話をしているのも実はヒルビリーなのでちゃんと育てられれば真面目で穏やかな農夫になっていた可能性が高い。
彼の固有パークに我慢というパークがあり、どんな辛い環境でも”何もしない”という我慢強さがあるので本質的には忍耐強い良い子なのだろう。本当はすごく強いけど他人に苛められても自分からはあまり危害を加えない大型動物みたいな感じか?
トウモロコシ畑はヒルビリー以外の殺人鬼から逃げるのに大変重要な役割をしてくれるのでやっぱりヒルビリーは天使。
能力・才能について
一見、常識や知能のないサイコキラーに見える彼だが、意外と手先が器用で知能が高い。また、農場の一人息子という面もあるせいか肉体も頑強で身体能力も非常に高い。農場というのは暴れる牛に烙印を押したり骨折やケガなども多発する非常に危ない仕事。頑強な肉体ももちろん、猛獣を押さえつける怪力が要される。ヒルビリーの足の速さや怪力などもこの生まれ育ちが影響しているのかもしれない。(同時に暴力的な親の虐待も)
ハンマーとチェーンソーの二刀流という戦い方で非常に器用な戦い方をする。ヒルビリーはさくっとやってるけど何気にすごいよな。これ。
彼の固有パークのTINKERER(鋳掛屋)というパーク。これは道具を修理したり改良したりするパーク。彼がただのサイコキラーでなく頭が良く手も器用であることを思わせるパーク。ちなみに英文ではこのように書かれている。
The Crooked makes impressive tools out of scraps...
Tools aimed at maiming us in creative ways...
It's horrifying to think it's actually intelligent
英文の日本訳はえーと、スクラップみたいなゴミから道具を作ったりして、その作り方は創造的。でもってその道具は人間を傷つけることを目的としている。知的だけど考えることは恐ろしいよね、見たいな感じなのかな?
こういう細かい部分はあまり翻訳されてないので誰か得意な人が翻訳してくれないかなあ。
ちなみにCrookedというのはヒルビリーの旧名クルーク。曲がりくねったものという意味。こういう細かい部分はまだ旧名のままなんだね。
おまけ オファーリング「ハートのペンダント」
A silver heart locket necklace.The simple interior is engraved with the following:'E+M'
このハートのロケットペンダントはコールドウインド農場を呼び出すオファーリングです。説明文の下のほうに意味深なメッセージが書かれています。銀のハート型のロケットネックレスでシンプルな形状のそれには”E・M”というイニシャルが刻まれています。
このイニシャルは、彼の母「エヴァリン」と父親の「マックス」から取られたものでしょう。彼が生まれたときに親から貰ったものなのかは謎ですが酷く切ない形見ですね。
意味深なメッセージが多いヒルビリー君。みなさんも色々と妄想しちゃってください!次回はヒルビリー君のファッションについて考察したいと思います!