好き勝手に新殺人鬼案を考えるみんなの新殺人鬼!今回は私が好き勝手に妄想した新殺人鬼案を載せたいと思います!!
新殺人鬼案はいつでも募集中です!紹介したいものがありましたら下記のフォームに入力して送ってください!頂いたものはこちらのブログでご紹介しますよ!!
新殺人鬼案 THE CLEAR(透けてる人)
本名:矢島 透
元ネタ:かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄(妄想編)
投稿者:ゴリアテ
固有武器
通常武器 引き裂きの鎌 |
ペンション「シュプール」に宿泊していた宿泊客とかつて透が好きだった女性を殺害した際に使用した鎌。消そうとしても消えない彼の罪そのものであり何度捨てても彼の手に戻っている。
通常攻撃の他に遠投攻撃も可能。だが透自身に腕力がないため生存者を殺すには三回攻撃しなければならない。 |
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特殊武器 精神汚染 |
透の精神の汚染度を表す。サバイバーの流す血を見るたびに精神が汚染されて周囲を滅茶苦茶な世界に変えていく。
通常攻撃1撃目でサバイバーの色覚と聴覚を阻害、修理できない発電機がデタラメに表示されるようになる。さらに攻撃を受けてから2分間の間心音を聞き取れなくなり、殺人鬼の視線が見えなくなる。 3撃目で他者と自身の治療行動を不能にし、5撃目食らうと四肢が捥げたように錯覚し修理や破壊が不可能になる。尚、最終段階の精神汚染は他者からの治療によって復帰可能。 |
固有パーク
固有パーク1 多重人格 |
殺人鬼の特殊能力でサバイバーを攻撃するとセットしているパークの中から一つがデタラメに変わってしまう。 |
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固有パーク2 氏名隠蔽 |
透の願望から生まれた能力。サバイバーに対して効果を発動する。透と同様の精神を持ったサバイバーを周囲の視線から保護する。
殺人鬼の特殊攻撃を受けたサバイバーはボンドやキンドレットなどで強調表示されなくなり負傷してもナビゲーションには健常なままで表示され味方に伝わらなくなる。 |
固有パーク3 記憶障害 |
心音範囲内にいるサバイバーの強調表示系パーク効果をデタラメに表示される。さらに殺人鬼の姿が最大三体までデタラメに表示され追いかけてくる。 |
キャラ説明
異様なモノを見た。全身が真っ青で透けていた。あれは人のものではなかった。異様な姿に目が離せなかった。彼はこちらに気づいたようだったが首をかしげるだけで追っては来なかった。
しばし彼を見つめていると体内を虫食うような気持ちの悪い感覚にとらわれた。歪んでいく視界、耳の奥からカサコソという虫の這うような音が鳴っている。
気づいた瞬間、奴の表情が豹変した。狂気の笑い声を上げて首を激しく降りながら恐ろしい速度でこちらに襲いかかってくる。
世界は一向に変わらない。虫の羽音、歪んだ音楽、世界が変容していく。体が虫に食われていく。腕が、腕がない!嫌だ!誰か……助けてくれ!!
背景
矢島透は平凡な学生だった。密かに想いを寄せるガールフレンドを旅行に誘い雪山のペンション「シュプール」へとスキー旅行に訪れた。
透はガールフレンドに美しい一編の詩が書かれた詩集を送った。女性は純真な笑顔で喜びそれを受け取ってくれた。白く純粋で無垢なる姿。男でも女でもない。無垢で可憐な少女。透はそう信じて疑わなかった。
だがその日の夜、透は信じられない光景を目撃する。偶然あけた扉の向こうには狭い一室で重なる男女の姿があった。ガールフレンドと宿泊客だ。ベッドをきしませ淫靡な声を上げながらがさがさと互いをかき回している。
愕然とした。呆然と突っ立ている通るに彼女は語る。
「私から誘ったのよ。勝手に純粋だと思われても困るのよね。なによこの趣味の悪い詩集」
投げつけられた紙片が宙を舞う。ひらひらと落ちて雪のように積もる。
その瞬間、透は発狂した。いつの間にか手には鎌を持っていた。目の前には虫がいた。頭の中で虫の羽音が響く。ああそうだ、殺さなきゃ。目の前の虫の首を鎌でもぎ取った。だが羽音は鳴り止まない。がさごそと頭の中を這い回っている。駆除しなきゃ。駆除しなきゃ。透は発狂した。そのままペンションに宿泊する客を殺して回った。何度も鎌で首をもぎ、四肢をバラバラにした。血しぶきが部屋を汚す。それでも羽音は止まなかった。
全てを殺すと透は殺虫剤を口に含んだ。虫は自分だ。そう思った。苦い味が口の中に広がる。透は自殺を図った。自殺は失敗した。錯乱した意識の中で警察に手錠をかけられ外の世界に戻った透を迎え入れたのは世間の冷たい声と同情の視線だった。