自分は子供の頃すごく痩せていた。親がメシマズで作るもの作るものとにかく不味く、好き嫌いが多いこともあって本当に食べなかった。特に白米が嫌いで一口も食べられなかった。
親が炊くご飯は変なにおいがして、尚且つ水分がぐちゃぐちゃに多くて美味しくなかった。両親が高齢で歯がすごく悪くて硬い物を食べられないという理由もあったと思う。
かと思えば肉も魚も30分以上ずっと焼き続けるもんだから中はパサパサで箸も通らないほど固くなってしまい食べられたものではなかった。
両親はどちらもデブで家系としては太り気味の家系ではあったけど、そう言った事情もあって自分だけは痩せていた。
これがもし子供のころから太っていたら、太りやすい体質に加えて、子供の頃の脂肪細胞の数も多くなってしまうので今以上にデブになっていたんじゃないかと思う。
人間の脂肪細胞は決して消えることはないが、その数は主に幼児期から思春期で決まる。思春期に脂肪を増やして、脂肪細胞で脂肪を蓄えきれなくなると細胞を増やして脂肪を蓄えるようになっている。
ダイエットは脂肪細胞に纏わりついた脂肪を減らして、細胞を小さくするのだが、子供の頃に肥満であると脂肪細胞の数もその分多いため大人になって痩せにくくなっているので多少の努力が必要になるのだ。
私が昔やせていたのは過度な好き嫌いの激しさと、嗅覚が鋭すぎるためほとんどの食べ物が食べられなかった。
そう考えると不幸中の幸いともいえるなぁ。
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