最近食べ物への欲求がない。目の前にピザがあるのに食べられない。ピザ好きなのになぜだ。食べようと思えば食べられるんだけど、食べてないのになぜかお腹いっぱいなのだ。うーん自分で作った大根の漬物でも食べとくか。
一応食事制限はしておらず毎日きちんと3食料理を作り、白米とサンマやシュウマイなどのおかずと自家製の漬物と豆腐……みたいな感じで自炊して食べているのだが、一日ごとに食べる量が減っていく。
二杯食べてたのが一杯と半分とかになっていく。食べてる間にテンションがガタ落ちしてなんか食べたくなくなるのだ。
今日も朝残り物のご飯でチャーハンをいっぱい作ったのだが、美味しかったので二杯目を山盛りお替りして一口食べたところで「なんか食べなくてもいっか」みたいな感じでテンションが落ちてしまい残りを家族にあげてしまった。(家族は喜んでバクバクたべた)
なんだろうこの現象……。
調べてみると、面白い論文を見つけることができた。
人間には食欲を促すホルモンと、逆にそれを抑えるホルモンが存在する。
運動直後、食欲を促すホルモンが抑制され、レプチンというホルモンによって満腹感が起こるというのはネットでも検索すればでてくる一般的に有名な話だ。
脳神経と分泌学をテーマにした論文を見つけ読み進めて分かったのだが、運動の直後だけでなく、長期的な運動をする前とした後でもホルモンの分泌量が変わるらしい。
消化管ホルモンとは
胃から分泌されるグレリンという物質がある。このグレリンには食欲を促すアシル化グレリンと、食欲抑制効果のデアシル化グレリンが存在するらしい。
まだまだホルモンは存在し、ペプチドYYやらグルカゴン様ペプチド-1 (GLP1)やらなんかいっぱいあるらしい!わからん!!
これらペプチドは満腹型ホルモンと呼ばれ、主に食後、腸から分泌される。これらは食欲促進のアシル化グレリンとは違い、強い食欲抑制効果を持つものばかりで、脂肪燃焼増加効果などもあり重要な役割を果たす。
また,ごく最近報告された研究では,中年肥満者男女に12 週間の運動介入(最大心拍数の75%の運動強度で週に5回)を行い,介入前後での消化管ホルモンの測定が行われた33。体重減少とともに食前の血中AG 濃度と空腹感が増加した一方で,食後のAG 濃度の低下度とGLP-1濃度の増加度が介入前に比べて改善(増大)した。この結果から,継続的な運動介入によって,食前における食への欲求(空腹感)は確かに増えてしまうが,食事を取ることによる満足度はホルモン濃度の変化とともに改善し,多く食べる必要(欲求)が少なくなることを意味する。
引用:CiNii 論文 - 脳神経・内分泌学からみた運動と食欲の関係
論文では自転車などの有酸素運動を行った後このペプチドの濃度が濃くなることが書かれているが、さらに別の研究結果を取り上げ12週間、週5回(最大心拍数の75%の運動強度で週に5回)を継続して行いその前と後でホルモンの分泌量を測ったそうな。
その結果、食前のグレリン濃度も濃くなって食欲は増えたが、同時に食後のグレリン低下度とペプチドの濃度も増大したらしい。
つまり食欲は確かにあるが、食事をいっぱいたべなくても満足するようになったのだ。わかりやすく言えば、デブ特有の過食やらドカ食いがなくなり一杯食べたらもういいや!ってなる。
ちょうど今私が起きている状態と同じだ。心拍数はスマートウォッチと
ダイエットで運動なんてしても意味がない、食事制限だけで痩せるべきというのはかなり言われていることだけど、今回脳神経・分泌学の論文を読んで長期的な運動が大事であるということを学ぶことができた。
ということをブログで書いてきたらお腹が空いてきたのでここらへんにしておく。
拒食症とかじゃなくてよかったー! ٩(ˊᗜˋ*)و ワーイ!
消費カロリー | |||
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YUR | スマートウォッチ | ||
355kal |
170kal |
スマートウォッチ計測結果 | |||
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消費カロリー | 170kal | ||
歩数 |
4914 |
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距離 |
3.26km |
※スマートウォッチは一日中つけていない
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