北の大地を探索しビープを仲間にしたゴリアテはAIコアという超希少な研究アイテムを入手するため最南東を目指していた。
入手した地図によると南東に希少なAIコアがあるかもしれないとのことだった。
途中にあるブラックスクラッチの酒場で情報収集を試みるゴリアテ。
南東の一帯はアッシュランドと呼ばれるらしい。一度行って戻ってきた人は一人もいないとか。なんか恐ろしいことを言いだす。戻ってきた人がいないから究極の探検と呼ばれ夢とされているらしい。
「気をつけろ。意味もなくフォービドゥンランドなんて呼んだりはしないだろうからな」
最期に恐ろしい一言を残すバーテンダー。フォービドゥンとはカタカナでわかりにくいけどforbiddenのことかな?意味は「禁じられた」、ウェブページでもアクセス禁止に設定されたページにアクセスを試みるとフォビドゥンアクセスエラーとして出てくる。
つまり禁じられた島……。
ちなみにアッシュランドの隣の町のモウンまで行くとアッシュランドの帽子が売っており不吉なフレーバーテキストが書かれているのを発見した……。
「どうやってアッシュランドに生きて帰ってこられたのかは不明だ……」そんなヤバイ島なの?アッシュランドって。
行くなと言われると行きたくなるのが人の性。禁じられると破りたくなるのがゴリアテだ。胸の底から湧き上がる好奇心には耐えられない。
仲間たちを引き連れててくてくと見果てぬ大地を歩くゴリアテ。するとなにか見知らぬ集落を発見した。
薄気味悪い拠点
これはなんかヤバイ気がする。薄気味悪いとか気味が悪いとか書いてあるのは大体ヤバイ。学生時代でもホラーFlashブームでみんなで遊んでいた時とんでもなくヤバイ海外製Flashを見てしまって一週間トラウマになった。
行ってはいけない……と分かっているのだが好奇心が抑えられない。
そんな思いを抱えながら歩いていると、何かが近づいてきた。
う……うわあああぁぁぁああ……!!!!
ひ、人の皮を着たスケルトン!!?とにかくスケルトンが色めき立って襲いかかってきた!!
「やぁ生身の兄弟」
「今日はとてもいい日だ」
「違う、そうじゃない」
「お前の皮をくれないか?」
「少しだけでいいんだ」
「その皮は私が着た方が似合う」
不気味な言葉を発しながら人の顔を色めき立った目で見てくる機械たち。そして鈍器を手に襲い掛かってくる!!ゴリアテはこの時点で戦闘力60を超えていたがなんとこの皮剥ぎスケルトンたちなんと一人当たり戦闘力50近くあるのだ!!しかも大群!!スケルトンだからなかなか倒れない!!
精一杯あらがうが力尽きてしまうゴリアテ。だ、大丈夫だ。ウェスタンパイプたちだって倒されてもそれ以上のことは起きないじゃないか!
そう自分に言い聞かせるもスケルトンたちは主人公たちを肩に背負いどこかへ向かっていく。その場所は……
例の、薄気味悪い拠点……?
ギヤアアアアアアアアア!!
イィヤアアアアアァァァァアアア!!!
薄気味悪い拠点は人間の皮を剥いで切る「皮剥ぎスケルトン」の集落だったのだ。ホーリーネーションがスケルトンに対して「人の皮を被ったスケルトンめ!」と無尽蔵に襲い掛かってくるのは言葉通り皮剥ぎスケルトンのことだったのだ!!
皮をはがされて用済みのぺらぺらになったゴリアテはそのまま火葬場に連れていかれ、ポイッミ
焼却されてしまった……。
ヤバイ!!!ヤバイ!!アッシュランドはヤバすぎる!!速攻ここから退避しなければ!!急いでセーブデータをロードし颯爽とアッシュランドから逃げだすゴリアテ……それを……
ヒィイイイイイィイィイィ!!!
皮剥ぎスケルトンたちが追ってきていたのだった。
つづく。
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