ゴリアテ | アニメ・ゲームブログ

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SoftbankAirその後、一年越しの復讐……【解約する人向け対策と交渉法】

一年越しのソフトバンクへの反撃。

 

前回の記事でソフトバンクに6万近くの違約金と残債金を請求され、解約ができないまま時が過ぎた。通信事業者さんの知識を頼ったり、地域による回線の弱さを理由に何時間も格闘したが残債金なしで解約することはかなわなかった。

 

業者の人が言うには「6万という金額がやっぱり大きい、手放したくないんだと思います」だった。

 

結局成す術もなく、諦めソフトバンクを3年使い続けることになるのだった……と思いきや?

 

転んでもただでは起きないゴリアテ。

とある日、都内へ向かった。あれから一年の年月が流れていた。

コロナで自粛が強制される7月。このたびソフトバンクエアーからau光に回線を変えることを決定した。都内の方へ出向き、固定回線の交渉を行ったのだ。

 

なぜコロナのこの時期(しかも土日)に行ったかというと携帯電話の更新時期が7月20日だったからである。これを逃すと違約金がかかってしまうので行かざるをえないのだった。

 

しかも携帯は自分の携帯じゃなくて父が死ぬ直前に契約して残した負の遺産だ。父は経理とか税金とかは頭良かったがこういったネット契約などに関しては賢くなかった。

 

あと携帯業者は土日に行くと、新規契約の人に多くインセンティブを用意してくれる。そうすると機会はたったの二回しかない。平日にいくといいキャンペーンがないので注意してね。

 

 

au光とプロバイダが残債金を負担してくれる!

ビックカメラになぜ向かったのかというとこの店のAUの店員はむちゃくちゃ親切だったからだ。昔ふらっと寄った時その日限りの土日限定キャンペーンをやっていて携帯代金が毎月3000円くらいになってiphoneもタダという恐ろしいことをしていた。

 

私はその日保留にして帰ってしまったのだがその日のうちに電話がかかってきて「そういえばあのキャンペーン今日と明日しかしてなかったんです!」と教えてくれた。

なんだかんだ携帯料金は格安になって新しいiphoneも無料で手に入ったのでかなり感謝している。

 

au光のお姉さんにSoftbankAirのガチ相談をすると固定回線の契約は業者側にとっても良いメリットなのでキャッシュバックを提案してくれた。

 

残債金が6万近くあること、違約金の負担があることを言うと、その時行っているプロバイダのキャンペーンと、auが行っている残債金の負担があってそれらを使えばSoftbankAirの6万近くの残債金はすべて現金で戻ってくる。

ただソフトバンクエアーは二年以内に解約すると一万違約金がかかってしまうので最悪マイナス一万になってしまうかもしれない。

 

でもそれだけだとマイナスがゼロになっただけなので私にとっては全く利益がない。この時AUのキャンペーンで新規契約で2万円分の商品券をもらえるキャンペーンを行っており、所有していた父の携帯と自分の携帯を丸ごとAUに変えることにした。その場で2万の商品券が手に入った。

 

父の携帯を解約すればいいじゃんと思うかもしれないけど、この携帯番号は私が持っていた唯一の形見のようなものだった。車はいつか廃車になってしまうけど、電話は契約する限りずっと持っていられる。だから解約したくなかったのだ。

 

さらにお姉さんは上司に掛け合って色々キャッシュバックを交渉してくれてなぜか4万近くの商品券のキャッシュバックと4万の商品券のキャッシュバックがついてきた。

 

最早何のキャンペーンでキャッシュバックがついてきたのかもう覚えてないが色々なキャッシュバックが積み重なって計10万近くはプラスになっていたと思う。

 

もちろんキャッシュバックを受け取るためには色々手続きが必要で一ヶ月後ビックカメラのAUコーナーまで行かないといけないしネットでキャッシュバックの手続きや申し込みをしないといけない。だが金のためなら何でもするゴリアテにとっては些細な事だった。

 

AUの人は親切なのでいっぱいあったやることリストを丁寧に紙にまとめて渡してくれた。

 

SoftbankAirの解約窓口に電話

帰宅したらすぐ電話した。13時にかけたけどつながらない。何十分待ってもつながらない。このまま一時間以上かかるかもしれない。ツイッターで一日たってもかからないという声を見てしまい。すごく不安になる。30分程度たってやっとつながった。

 

ソフトバンクエア―の窓口には過去に二回ほど電話している。ネットがあまりにもつながらなくて解約の相談電話を二回。一回目の返答としては二年縛りの違約金がなしになるという話だった。二回目はソフトバンク光へのサービス変更。このとき私は一回目の選択肢を選ぼうと考えていた。

 

違約金がなしにならない

窓口の人、頑なに違約金を譲らない。4万以上払えとずっと言ってくる。過去に二回電話したって話してるのに記録がないと言われた。何度も確認しろといったら記録が出たと言い出した。何だコイツ。

 

窓口は男性で普通の女性なら怖がって了承してしまうかもしれない。だが私は怒れる男性には不幸にも慣れてしまっているのでこの程度では怖がらない。

 

どうやら相談履歴に違約金がなしになる話が記載されていないようだ。最初に電話したとき、ネットワークの不良だし、解約するのであれば違約金はなくしてくれるという話だった。

 

だが二回目に電話したとき光にサービス変更するという話をしていた。この一度目と二度目の話が混在してしまったせいで「違約金をナシにするのではなく、光に変更すれば違約金はかからないという話」にすり替えられてしまった。

 

それからずっと粘っていたが違約金をかたくなに引っ込める気配がない。

 

相手はソフトバンク光へのサービス変更を提示してきた。工事費実質無料なのだが、ここでいう実質無料は「月々の支払から工事費を割引する」という意味。なので途中で解約したら工事費が発生するのだ。

そのことを問いつめて実質無料じゃないやんと責めたことが後々大きな意味を持つことに。

 

最新の履歴が有効で過去の履歴は無効になります!

私としては解約して違約金もなしにしたい。しかしついにサービス変更を提示したのが最新の履歴になるから違約金の件は無効だと言われてしまった。しかも今日中(31日中)に解約しないと来月も料金が発生するとか言い出した。

 

いや、普通だったら日割り計算じゃないの?ソフトバンクの携帯の解約したとき日割り計算で請求するって言ってたよ。ちなみに昔回線契約していたフレッツ光も日割り計算だったよ。どこの業者も日割りで請求するのに丸々一か月の料金請求するとかどんだ悪徳業者だ。

 

一抹の疑問を吐露しつつ金にがめついソフトバンクの姿勢……心が折れそうだった。

 

SoftbankAirの通信障害の話に切り替える

話が長い……。ここで心が折れたらただ悔しいので通信障害の話に換えることにした。このカードは正直使えるかどうかわからなかったので、あまり表に出さなかったのだが開発作業中、ネットワークが著しく不安定になり会社で問題になってしまったのだ。

 

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Web構築などの仕事に使っても問題ないと豪語しておきながらアップロードを続けると速度制限が起きるという完全なる嘘仕様。

 

仕事で実際に事故ってしまってるので通信障害があったかを追求する。テクニカルセンターの窓口につなげることになった。また数十分待たされる……ちょっと休憩。

 

テクニカルセンターの方では通信障害はないとの一点張りだった。でも実際に仕事の本番切り替えでアップロードを行った後、通信が著しく悪くなってしまって会社問題になってしまったことは事実。

 

ネットワークの混雑状況もあるけど平日の9時から18時ネットがおかしくなんて普通に考えてもあり得ない。基本的に遅くなるのは19時以降だ。おまけにソフトバンクエア―は通信制限がないというのが売りなのでアップロードのし過ぎで遅くなるなんて通信制限がかかってるとしか思えない。

 

答えの出ないクレーム。窓口もさすがに迷惑そうだった。こっちもなんかクレームつけてる自分に嫌になってくる。求めていることは違約金負担の免除なので、自分が窓口だったら確かに迷惑だろう。あきらめてくれーと心底思うだろう。

 

ただ実際に仕事で問題になってしまってネットワークが障害の原因となっていることを会社に報告している。それで本番環境にトラブルが起きている場合、原因をすべて説明して記録に残さなければいけない。そういった会社背景があるので無下にできないという状態になっているようだった。ユーザに諦めてもらいたいけど、諦めたら諦めたで会社規模で問題がでる。

 

障害が起きたときにすぐ電話して解約交渉していたら割とうまくいったのかな?コールセンターの強情な感じどちらにしろ難しいとは思うけど。

 

結果的には解約窓口に戻されるのだが、この時に留意することはあるかと聞かれたので「こちらの個人的な都合で解約するのではなく、通信によるネットワーク事故のため解約せざるをえない。それで違約金というのはおかしすぎる。その点をしっかり留意してほしい」という話を伝えた。

 

テクニカルセンターと解約窓口は担当も責任も違うので、正直言えば解約金免除してでもクレーム何とかしてくれよ、って思ってるかもしれない。

 

ソフトバンク光へのサービス変更で工事費が無料になった

こんどは工事費は完全無料になった。ソフトバンクで負担するらしい。なので月々の支払から割引というのはなくなった。これは実質無料ではなく工事費が完全にかからないパターン。

 

でもよく考えてほしい。そもそも事故になったら同じ業者で契約することは不可能なのだ。原因がわからない業者を続けるなんて許されない。だからそもそもサービス変更なんてありえないのだ。工事費無料って今更言われても無理なのだ……。その言葉もっと早く聞きたかった。今となっては嫌味にしか聞こえなかった。

 

残債金もなくす、とはっきり言ったがこちらは月々の支払から割引する制度らしい。このあたりちゃんと確認しないと詳しくない人は騙されてしまうかもしれない。解約金に関しては通常通り、だった。

 

ここで諦めたら嫌な気持ちしか残らない。私はサービス変更について焦点が置かれていることをもう一度引き合いに出すことにした。

 

ひとまず頭を冷静にし、一回目にかけた電話について「光にサービス変更を検討している。違約金の免除はなし」と記録されていたことについて再度、話を順序だてて問い詰めることにした。この点は明らかに内容がおかしいからだ。

 

  • 一度目の電話では私は確実に通信状態への不満を伝え解約を求めている。そのとき必ず料金の金額は説明しているはずだ(窓口のマニュアルがそうなってる)、その時点で違約金の負担はなしと言われているはず。
  • 一度目の電話では光へのサービス変更は一切検討していない。なぜならその時ソフトバンク光の料金形態や工事費を一切調べてない。窓口にはソフトバンク光にもし変えたら違約金と残債金はどうなりますか?と質問しただけ。それを検討しているととらえられるのは迷惑。

固定回線の契約はプロバイダの契約や工事費も関わり、私のような単身世帯は引っ越し時の対応も確認しないといけない。
何も知らないこの状態で固定回線の検討しているというのは問題なのだ。だからサービス変更について検討しているという記録は明らかに嘘。ここは「解約を検討している」が正しい。だが実際は、記入者がそうなってほしいという願望を記録している。

 

  • 記録には残債金の負担が多額だからサービス検討をしたいと記述されているが、違約金については記述されていない。お金に関して負担が大きいからサービス変更したいなら違約金と残債金が負担だからと書かれているはずだった。でも違約金に関して書かれていないという点はおかしい。解約金で違約金はなしにするという前提があったから違約金について書かれていないのではないか?

これについては、「あぁ……確かにそうだ…」という感じになった。

  

そして相手側がもう一度確認する

「つまりどうされることが目的でしょうか?」

「本体の残債金はどうしようもないので払います。でも違約金は事故によって契約続行が無理になったので私の意志ではないです。違約金は一度目の選択肢で提示された通りなしにしてください」

 

電話保留~♪

 

結果

違約金の負担をなしにすることに成功!

 

一番最初の「違約金と残債金全部払え!」という相手の主張は覆すことができた。本体の残債金はキャッシュバックしてくれるので問題ない。

 

この間約一時間半……もう本気で疲れた……。

 

その後無事ネットは開通し、三ヶ月後に残債金が銀行口座に振り込まれた。

 

ネット速度

契約したプランがAU光のちょっと早いタイプで下り速度と上り速度が劇的に上昇した。

 

無線なのに会社から送られた1ギガの動画が数秒でダウンロードできた。すごい。

 

携帯料金が安くなった

携帯料金が無茶苦茶安くなった。毎月の料金が2400円。最低のプランだけど家では無線を使うので携帯の回線は使わない。ソフトバンクにいた頃とは比べ物にならないほど安かった。

 

キャッシュバックがいっぱい

前回もらった2万円分の商品券と6万近くの商品券、あと一万の商品券も手に入れた。

何に使うか色々考えた。金券ショップに売ってもよかったけど、ちょうど灯油ストーブがほしかったのでストーブを購入し余った分はOculusQuest2というVRのヘッドセットに使った。

 

ストーブを購入した翌月、日本は稀に見る寒波に見舞われ極寒の地と化した。南でも雪が降り人々が寒さに震え、気温が低すぎてエアコンも効かないと言う地獄の中、タイミングよくストーブを購入したゴリアテは寒さとは無縁のぬくぬくとした生活を送ったのだった。

  

注意するべき点

これからソフトバンクエア―解約するとき、念頭においた方がいい点と言葉や言い回しに、わざと説明していない点が多数あることがあるのでそれを載せておく。

 

解約窓口は基本クレームに慣れてる
自分が電話したときもそうだけど解約窓口は怒るユーザへの対応に慣れてる。だからなかなか解約金を減らそうとしない。基本的に利益優先なので私のように電話で免除するって話があっても認めない。何時間話そうが基本的にできません、変えませんの繰り返しになってこっちが折れそうになる。けど基本的に嘘が多く、適当なことを言っているので負けないこと。ひたすら相手の矛盾点を追求して、もし折れそうになったら障害窓口に繋がせる。そうすると空気が変わる。
実質無料という言葉に注意すること、実際は月払いから割引してるだけで借金は残る
相手が免除するとか無料になるという言葉を多用してくるが、これらは「2年間の支払いで割引をしていき結果的にお金がかからない」ということを言っている。

 これを知らないで契約すると解約したときとか引越で多額の出費が発生してしまうので実際は無料じゃない。

障害窓口に一度つなぐ

障害窓口につないで障害がある点を一度追求したほうがいい。基本的にIT系の窓口ってバグや障害について聞いても「障害は発生してません」という返答以外変わることはないんだけど、仕事とか会社の問題になったらそうはいかない。

 

大きな会社になればなぜ障害が起こったかを事細かく書いて事故として提出しないといけないので「原因がわからないとダメなんじゃないですか?」となることが多い。

 

窓口というのはこの質問を酷く嫌う。何故なら説明責任があるから、怒りを納めてどうにかなる問題じゃない。会社が納得する理由を書面にして事故として提出しないといけないのだ。自分が悪くないと答えれば、じゃあ利用者の環境が悪いんですか?となるそしたらもっと厄介。

 

場合によってはエンジニアに聞かないといけない。エンジニアはすごく忙しいのでくだらない質問をするとイラっとする。怖い。それが嫌だから障害は発生していないという答えでくるめようとするのだ。

 

なので障害窓口は嫌気がさして解約窓口に便宜を図ってくれる可能性があるとかないとか。自分が障害対応を一度してみればこの気持ちはすごくよくわかると思う。

とにかく時間をかけてとにかく追及する

窓口の人は言うことがコロコロかわって二転、三転する。一回ダメって言われてもそれ矛盾してませんか?って言うということがコロッと変わる。つまり嘘をついているのだ。相手も知識がないから割と一般の人が聞けばなっとくしそうなテキトーなことを言っている。例えば実質無料の件に関しても実質無料じゃない。

最初に言われたことを飲み込むのではなくてちゃんと矛盾点を追求する。