ゴリアテ | アニメ・ゲームブログ

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簡単!フルカラー同人誌を自宅のプリンタで印刷して簡単チェックしよう!

4月12日の洋ゲーオンリーに向けて原稿をちくちく進めているのですが、同人誌初心者にとっては何もかもはじめて。コマをはみ出しても大丈夫なの?CMYKって!?文字サイズは小さすぎない?断ち切りて何ー?

 

と、まあ様々な難題が立ちふさがりますよね。とくに筆者はiPadのデジタルで書いているので印刷時のインクの色相とか文字の大きさとかも考えながら書かないといけません。フルカラーなのになぜかiPadのお絵かきソフトはRGBでしか色を塗れません。

 

モニターだと原寸サイズにできないとはいえ、イラストレータで編集するときに100%表示にすれば一応原寸サイズにはできるんですよね。ただモニターで見た感じと紙で見る感じってやっぱり違う。

 

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そんな時筆者は一度コンビニのプリンターで印刷してセルフ校正するようにしてます。

 

印刷会社の工場のプリンターの方が圧倒的に高品質だし自宅のプリンターだと断ち切りとかもできないんだけど文字サイズや色の簡単なチェックはできるので安心です。

 

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みなさんがどのように原稿を作っているかわかりませんが、筆者が印刷する同人誌のサイズはA5サイズなので、A4サイズを横向きにして、右左にページ配置することで見開きを想定した原稿を作成しています。

  

印刷するときも、A4用紙サイズを横向きにして中央から右に1ページ目、左に2ページ目を配置していきます。

同人誌は一般的にA4サイズが多いかと思います。A4の場合は、A3の大きな用紙サイズを横向きにして同じことをします。

 

紙のサイズはA3サイズを半分に折ると、A4サイズになり、A4サイズを半分に折るとA5サイズになる…という法則になっています。

 

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印刷できました。

 

私の場合は見開きを想定して一枚に印刷したので、これを印刷面が中に来るように半分に折ります。そして半分に折った紙を重ねます。

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重ねたら端をホチキスで止めます。

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手作りの同人誌ができました!見た目はなんかすごくそれっぽいですが残念ながら頒布できるものではありません。

 

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断裁してないので周囲に余白はあるし同人誌ならノリで綴じるのにホチキスだし丁合してないから中間に白いページが入り込んでます。インクの色もザ・プリンターって感じ。よく見ると色ムラがあります。

 

これはあくまで同人誌の見開きを想定して文字の大きさやコントラストを確認する用なのでそこまで完璧じゃなくてもいいのです。

もし同人誌と同じイベントで頒布する用のコピー本を作りたい場合は、印刷面を上にして半分に折ってホチキス留めすると手作りの同人誌になります。

ただ、このやり方だと折った両面が表と裏の関係になるため、見開きそのまんまで印刷できないのがネック。作った原稿を両面印刷を想定してページ配置しないといけない。

 

校正しよう!

文字が読めるサイズかどうか、セリフが内側に入り込んでないかとかを確認します。
モニターではやや小さかった文字も、印刷だとじーっと近づいてみたりするので割と見やすかったりします。


ただ内側に入り込んだ吹き出しは、ちょうど内巻きになるので隠れてしまいますね。私の色は彩度を若干落としてるのでモニターの色とインクの色で比較しても大きく色の印象が変わることはありませんでした。

 

パステル系の色合いや彩度の高い色が好きな人は、黄色系がとくに見えづらくなったり、蛍光色が暗めになったりすることが多々あるのでモニターの印象と大きく変わることがあります。必ずチェックしてくださいね。

 

印刷所のエラーで色が変だった場合

自宅で簡易チェックでしたけど印刷所から送られてきた表紙の色が変ということはたまにあります。低単価でスピーディを売りにするサービスを使ったら青系の色が緑系になったって印刷されてきたという経験が数回あります。

 

もともと青色系って出すのが難しくて大規模な印刷だとそういうことがないように事前に色校正したりするのですが、低単価でスピーディなサービスは多少色合いが変わってもべつにいいやって人向けなので色校正とかもやりません。言えば刷り直してくれるんですが、特別気にする必要がないのでそのまま出しちゃったりします。

 

クオリティにこだわる人は印刷前にサンプルを送ってもらったりすることができるので、それで一度確認してみることをお勧めします。多少お金はかかるかもしれませんが、自分の想像する同人誌に近づけると思います。