ゴリアテ | アニメ・ゲームブログ

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Kickでキッカーズ以外の配信者グループが出てこない理由

私のブログの中で地味に人気があるのがKickとニコ生の配信者の話題です。

もはやKickの配信者はニコ生感を失って身も心もキッカスになってしまった感があります。そんなKickもはや一年ですがキッカーズ以外のグループが出てくる気配が一向にありません。

 

一応、二つくらい候補は出てはいますが名ばかりチームで目立った活動はないようです。Kickでグループを作るのはレイドの互助という大事な役割があるためです。

 

配信者同士でレイドを送りあうというのは大きな意味を持ちます。なぜならそれ以外に新規のリスナーを取り込むすべがKickにはないからです。

なのにそのチームが名ばかりで実質動いていないのではチームとして意味がない。

 

なぜグループの需要はすごくあるのにKickではチームが作りづらいのか、友人たちと話していたらその理由は単純でした。

 

お金がない

配信者はお金がないんです。働いている社会人と違い忘年会の費用をねん出するのもやっとな人が多いです。それもそのはず、ほとんどが無職なのだから。

 

キッカーズみたいに同時接続が200人とか行っていればそれによって得られる収益も莫大で数か月一回旅行とかもできてしまうかもしれません。

しかしほとんどは同時接続が100人程度の配信者が多い状態です。しかも人気があるのは外配信や旅行で、旅行するとなれば食費や宿泊費だけで一日の収益は飛びます。

しかもKickでは長時間配信が必須なので10時間配信してやっと一万円、なのに宿泊費は12000円なんてこともザラです。

 

企画で一斉に配信したらリスナーも一斉に分散する

チームを組んでもキッカーズみたいに社員旅行できるお金は余ってない。それだけでなくキッカーズ会議みたいなのをすれば同時接続数が分散します。

 

外で企画なんかすれば配信者たちも一斉に同じ配信をすることになるので一人当たりの同時接続が一気に減ります。損しかない。

 

飲み会や企画なんかをするくらいなら少しでも配信してお金を稼ぎたい。むしろほかの人がやってない時間帯のほうが閲覧が増えるジレンマがある。

 

どうやったって足並みがそろわないのです。どんなにすばらしいリーダーが表れても上記のジレンマがあるため統率がとれません。

 

だれも信頼できない

さらにここに配信者同士の信頼関係が含まれてきます。私が見た感じ、配信者同士の信頼関係がはぐくまれているように見えませんでした。リスナーを大事にする必要がなくなった分、より生主の本性が見えやすくなったように思います。

 

裏切りが多い配信者界隈

私が言うのもアレですが、ニコ生の配信者はいい人が多くありません。

結構メンヘラも多いですし、約束を破るのはザラ。後ろから刺されるとか裏切りも多発します。

 

それらはリスナーを獲得するのに効果的なんです。友達の配信者とトラブルが起きた時に自分が被害者になって相手を悪く言うと、相手のリスナーをこちら側に引き込むことができます。だから配信者は自分が悪いことをしていても泣いて被害者ぶる人が多い。

 

加えてKickは与えられたレイドが少ないとボソッと悪口言ったりするし、いじめみたいなのも頻繁に起こるようになりました。ライバルを増やしたくないから自分より下の配信者には冷たく当たるし、逆に自分よりリスナーがいる配信者には媚びへつらう。

 

もちろんそうじゃない人も多いし、いい人もそこそこいるけど、相対的には身勝手な人が多い。そういう人は総じて配信が楽しくなさそう。

 

今の感じだと約束も平気でドタキャンとかされちゃうんじゃないかな?実際いたしね、ニコ生の企画に参加するって言いながら当日ドタキャンした人。そういうことが続くと表面的にはうまく付き合えても信頼は無理だよね。

 

ニコニコ生放送の公式企画はありがたかった

そう考えるとニコ生の公式企画ってすごくありがたかったなーと思う。

ニコ生が企画して考えて、交通費まで負担してくれる。遠方の人でも参加しやすいよね。

二次会は社員が心づけでいくらか負担をしてくれたりする。そうやって生主にコミュニケーションの機会を与えてくれていたんだなーと感じます。

 

Kickからニコ生に戻りたいと思っている人もいるようだけど、まぁ無理でしょ。お金が大して入らない配信サイトで続けるのは。読みたくないコメントも読まなきゃいけないしニコニコ笑顔で対応しなきゃいけない。そういうのも心理的にしんどいんじゃないかな。