複雑骨折という骨が皮膚を貫いて飛び出すヤバイ事故にあったことがある。
子供の頃だから骨の成長が早くて、後遺症も傷跡もほとんどなく完治したのだが、やっぱ内臓やら筋肉など普段空気に晒されない部分を晒したり縫ったり切ったりというものは負担が想像以上なもので、
なので帝王切開とか手術を経験した人には労わるようにしている。
SNSでは飛び出した子供を厳しくしつけるべき、とかひっぱたいてしかるべき、とか言うけど
自分的にはそういった躾もやりすぎると事故に本当にあったときに子供が「運転した人は悪くない、全部自分が悪かった」と言うようになってしまう。
当時、大人たちに色々聞かれた時に「自分が悪い、運転した人は悪くない」とひたすら言っていた。
それで事故後の補償とか色々影響してくるんだとおもうけど……
いざ運転する身になると事故が起こったとしても運転手はせいぜい免許証の色が変わって保険料が高くなる程度の害しかないけど、事故に遭った人は数百倍辛くて痛い思いをして元の生活になるにもままならない…傷跡も一生残るんだよね……。
交通事故のケガってあったその時だけが痛いわけじゃないのよね。
入院すると毎日が注射で、そして骨接ぎの手術もあって痛い。地味に抜糸も痛かったなぁ。
運転するたびに、命の重さをすごく感じる。
事故に遭ったことがあるからこそ、運転したときに命の重さをつくづく感じる今日この頃であった。
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