たまにダイエットを継続する上で著しく精神を脅かして病んでしまったり、体脂肪を減らしすぎて健康上問題が起こってしまうというパターンを多々見る。
普通ならダイエットを止めるのが正解なのだけど、摂食障害になってしまって自覚がなかったり受け入れがたいものなのだ。同時にダイエットと言うの本来死のリスクを減らすという意味も含まれるので、健康的なダイエットを意識すれば肉体がある程度回復するのだ。
健康な肉体は美しい見た目を作る、と私は考えている。
おそらくダイエットの結果体と心を壊してしまった人の症状は以下の通りだと思う。
- 生理が来なくなる・不順になる
- 上手く歩けない(骨が弱くなった)
- 過食・嘔吐
- 不妊
- 冷え性
この中で一番深刻なのは1,2…というかこの二つは骨の強さに直結するため骨粗しょう症という深刻な状態になってしまうのだ。3も最悪死んじゃうから本当に怖いけど…。
ちょっとよろめいただけで骨折と言うのは笑いごとじゃない。骨折は完治まで時間もかかるし痛いし想像する以上に深刻なのだ。
男の人は不妊を深刻にすることが多いけど、大事なのはやっぱり本人の命だから。
ダイエットを止めろとは言わない。でもダイエットは死から遠ざけるためのものなので、それに適したダイエット法を取るべきだと思う。制限するのではなく医学に基づいて食事を改善する。
1、2の症状が出たらにぼしや魚などを食べるようにする。青魚とか、骨せんべいとか。牛乳が骨に良いわけではないと言われるのはカルシウムと吸着するビタミンDや鉄分がないからと言われていて、魚は骨に良い成分がたくさん含まれている。
人間の骨は20歳で完成しそれが最大値となって、無理なダイエットをするとそこから脆くなってしまう。魚を取ることで弱くなった骨を最大値まで戻すという寸法だ。
魚は良質な脂質も含まれているのでダイエットとしてもとてもいい。
それから生理不順は元に戻さないといけない。女性ホルモンは新陳代謝で骨が溶け出すのを緩やかにしてくれる。
ダイエットで生理が止まってしまった人はおそらく栄養が不足しているか、体脂肪が10%代とかだと思うので最低でも22%まで戻さないといけない。
糖質から先に摂取して自身の脂肪増減をコントロールし、定期的な運動で骨に振動を与えていけば体脂肪をコントロールしながらある程度骨も回復できると思う。
ダイエットを止めるのではなく健康的な体を作るためのダイエットに切り替えるのだ。筋肉が付けば美しい体になれるのだからそれが大事だ。
4の不妊は以前もブログに書いたけど、妊娠出産には胎児に与える栄養や予備のエネルギーが必要だからどうしても体脂肪はある程度ないといけない。
それにうまい事出産まで言っても、出産した後、胎盤が外に排出される際にかなりの出血が予想される。それで出血が止まらなくて死にかけるひともいる。
ダイエットをしているとヘモグロビンが欠乏しやすい。なので子供が欲しいと思う人は栄養をコントロールするダイエットが必要かもしれない。
ビタミンBや鉄分、葉酸、そしてやっぱり魚……。青魚を食べよう!鯖缶おすすめ。
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