配信にて、たまに相談を受けるのだが標準体重から1か月で2キロほど痩せたいという人がいた。
こういう人は割と少なくないんじゃないかな?と思う。
結論から言うと、標準体重から一か月で2キロやせるというのは難しいと思います。
なぜなら体重が減ることと見た目が綺麗になることは比例しないからです。
人間は医学的に定められた標準体重に近づくと痩せなくなってきます。
当たり前です。肥満の人は余分な体脂肪が多いので落ちる量も多いですが、標準ゾーンに入っている人はもう落とせる脂肪がほとんどありません。
その状態で2キロ、3キロ、肥満の人と同じくらい減量していくということが既に難しいのです。
であるならば今より痩せたいという我々の願望の正体はなんなのか。
医学的にもう痩せなくていいよゾーンに入っており、落とせる脂肪もない。
分かってはいるけどもっと痩せたい。
その正体は…
このブログを読めるほど聡明なあなたならもうお気づきでしょう。
かっこよくなりたいのです!!
全ては見た目がよくなりたいから。
芸能人はみんな公開体重が軽い。もしくは学生自体の体重はもっと軽かった。
それが基準になっているから頭ではわかっていても心が納得しない。
この願望を解決するためにはどうすればいいのか。
筋肉をつければいいのです!
そもそも学生時代、体重が軽くてベストだったあの頃に戻れるわけがありません。
10代の自分は骨が発達途中であり、骨密度も筋肉量も今の自分とは違います。
その頃と同じにする必要はないのです。
その頃よりかっこよくなればいい。
それを解決するのが筋肉です。
健康目的のダイエットなら今までの食事制限と有酸素運動のやり方で良いですが、美容目的なら筋トレを加え、オーバーカロリー気味にすべきです。
筋肉をつけると体が引き締まり、同じ体重や自分より軽い体重の人よりもほっそりしてスマートに見えます。並んでみれば一目瞭然です。
だいたいよく考えてください。「細いね」と言われることはあっても「綺麗だね」と言われることは稀です。
「痩せてるね」という言葉は必ずしも誉め言葉とイコールではないのです。我々が言われたいのは「綺麗だね」「かっこいいね」という言葉です。それがついていない「痩せてるね」という言葉は「体が細すぎて何となく貧弱に見えバランスが悪い」という意味が含まれていることがあります。
筋肉をつけるということは非常に地味で辛い作業になります。体重に現れないので達成感も低いです。
でも実際に筋肉が付き始めたらとあるタイミングで「綺麗だねー」とか「かっこいいねー」とか何気なく言う人が出てきます。
自分も最近何度か言われました。筋トレの効果は絶大です。
なので既に標準体重で痩せたいという人は、たぶんもっときれいになりたいということなので筋トレをお勧めします。
それでもってして「かっこいい」と言われたらたぶん自分の最盛期を超えたということになるのではないでしょうか?
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