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公式サイトより引用:SoftBank Air(ソフトバンクエアー)自宅・家庭用Wi-Fi(ワイヤレス) | インターネット・固定電話 | ソフトバンク
生まれて初めて詐欺にあった…。ゴリアテの心はもうぼろぼろです(´///` )ブモ……
いえ、契約上や書面などの法的な面では詐欺の範囲には入らないかもしれないです。結局言った言わない問題になってしまうんでしょうが、心理的には詐欺に会った時の様なやるせなさがいっぱい。
- 家族のお願いでポケットWi-fiからsoftbank airへ
- Softbank Airとは?
- 家族と一緒にソフトバンクショップへ
- オンラインゲームどころかアプリのアップデートすらできない不良品だった
- softbank air解約には6万円必要
- softbank airの実際の違約金は約6万円
- カスタマーセンターに文句を言ってみる
- 消費者センターとの戦い
- 相談員との電話で心に傷を負ったゴリアテ
- 救いの救世主現る
- 割賦金ゼロを目指し解約交渉への具体的な手順
家族のお願いでポケットWi-fiからsoftbank airへ
事の発端は一か月前。まだ引っ越す前で仮の住居で生活している時のこと。
家族2人でその場しのぎの生活をしていたゴリアテ。
ネットに関してもその場しのぎのポケットWifiを使用していたのだった。
でもポケットWifiでオンラインゲームやWeb制作の仕事を同時にやるには限界がある…。しかもポケットWifiは使いすぎると速度制限がかかるのでデドバを少しやっただけで天井に達してしまうのだ。
ゴリアテは我慢強いが弟はそれに耐えられなかった。
低速通信にストレスを抱えた弟は「softbank airを契約しよう」と提案してきた。
この時私はSoftBank Airというもの自体を知らなかった。地方で一人暮らしをしていた時はビッグローブとフレッツ光の悠々自適で快適・格安なネットライフを送っていた。だから持ち運び可能な低価格・大容量のデータ通信を売りにするsoftbank airなんて調べる必要性もなかったのだ。
だってsoftbank air契約するより西日本フレッツ光の方がずっと安かったんだもん。
Softbank Airとは?
SoftBank Airとはルーターのような機械を家に置いて置くだけでどこでもネットできるというのが売りのインターネット。固定回線よりも安価。おくだけでネットを引けるので今回のような引越しを前提とした生活環境に適している。
さらにこの装置の凄いところはポケットWifiとちがって速度制限もなく大容量のネット通信を楽しめるらしい。オンラインゲームも問題ないくらい帯域が安定しているらしいのだ。
「どうせいつかはネット契約するのだから引っ越しする前でも変わらないだろう」と、それはそれは強く説得されたゴリアテ。
丁度その頃、携帯の乗換先も吟味していた事もあり、ひとまず話だけ聞いてみようとソフトバンクショップに赴く事にしたのだった。
家族と一緒にソフトバンクショップへ
弟と一緒にソフトバンクショップへ足を運んだゴリアテ。店員が現われて
店員「じゃ早速契約しますか?」
弟「はい!お願いします」
ゴ「ちょ、ちょっとまてまて」
なんかスピーディに契約が進みそうだったので無理やり話を遮った。さすがによく知らない物を話も聞かずに契約するほど馬鹿じゃない。
主に下記の点を根掘り葉掘りしつこく質問した。
自信満々に問題ないと言い切る店員。 すべての回答にイエスと断言し、そこまで通信に自信があるなら大丈夫だろうと安心して契約する事にした。
「友達とゲームがしたい」
そう言う可愛い弟の為だ。少し早いが契約する事にしよう。一家の大黒柱は可愛い子どものおねだりにとてつもなく弱かった。
また、弟も昔SoftBankAirを使った経験があり、その時は何も問題なく使えていたという。レンタル方式でルーターを返却して簡単に解約が出来たという話を聞かされた事も決め手の一つだった。逆に言うとそれがなければ契約する事はなかったと思う。
ちなみにこの日、携帯のほうもソフトバンクに乗り換えた。これはもともとそういう予定で計画を立てていたので問題はなかった。
オンラインゲームどころかアプリのアップデートすらできない不良品だった
実はこのsoftbank airは8日間のクーリングオフ期間があって、返品ができるのはこの8日間だけ。
新しい新居の準備や会社への届けの提出や新居の内見、引っ越し準備、住民票の取得、免許証の住所変更などで東奔西走していた私は正直それどころではなかった。
softbank airはひとまず弟に託していた。これがまずかった。
この期間にシノアリスのアップデートをしたり私自身がオンラインゲームをしていたらその不良品っぷりに気づけたかもしれない。
だけどこの時私は多忙のあまりゲームやネットなんかやる暇もなく、弟にパソコンをゆずっていたため自分で確認する時間すら取れていなかった。
その回線の貧弱ぶりに気づくのは新居に引っ越してすぐのことだった。
会社に届け出を提出し、引っ越しの手配やガス、水道、電気の開通手続き、住民票の移動、家電の購入、免許証…山の様に積もっていた仕事を片付け、やっと落ち着いたころ私は始めて自分の趣味やゲームに手を出した。
そして絶望した。
ネットがぜんぜんつながらない(T///T)。
シノアリスを一生懸命アップデートしようとするがまったく進まない。結局半日かけてやっとアップデートが終わった。だけどアップデートしている間は動画一つ読み込めないほど重くなる。
通話ソフトでおしゃべりしようとするとプツプツ切れる、友達と一緒にデドバできない。シノアリスはラグい。負荷が半端ない。私が店頭で聞いたこと何一つ守られていない。
速度を測ってみると数値はまさかの0.7Mだった。ひどい時には160kしかでなかった。もはやメガじゃない。
店頭で提示された数字の100分の1すらでていない。そして引っ越したことでさらに状況が悪くなっている。
ターミナルの再起動をしたり、5G帯を利用しているか確認したり、ターミナルの位置を窓側に置きなおしたり、メインPCの電源を切ってスマホは4Gを使ったりと、あらゆる方法を試したが速度は改善しなかった。
このとき私が所有しているipadのiosアップデートを控えていたが、私はそっとキャンセルを押した。今iosのアップデートなんかしたら何が起こるか分からない。アップデートの途中でネットが落ちて無限起動ループとかになったら恐ろしすぎる。
それだけじゃない。
ゲームのアップデートだけじゃなくて、フォトショップのインストールとかドリームウェイバーのインストールとかそういった制作に必要となる専門ソフトのアップデートとかインストールとかもできないってことだ。
オンラインゲームどころか仕事もできないじゃん!!なにこの粗悪品!!
私はじめて空に向かって盛大にキレた。
softbank air解約には6万円必要
話とは全く違う嘘だらけのsoftbank air。嫌な予感がした。ここまで嘘に塗れているのだ。契約内容も絶対怪しい。違約金は一万程度とか言ってたけど本当なのだろうか。
私は携帯でそっとsoftbank airの契約内容を開いた。
sotbank airターミナル本体 割賦金36回払い!!
ハメられた……(汗!
弟がレンタルだといっていたのでてっきりレンタル品かと思っていた。というかルーターって普通レンタルじゃないの?一人暮らししてた時も実家で契約していた時もルーターはずっとレンタルで契約解除時に返却するものだったよ!?
1620円の36回払いだから……
58320円!!
そういやあの野郎、携帯の乗り換えの料金内訳は提示してきたけどsoftbank airだけ提示がなかった!!
softbank airの実際の違約金は約6万円
そう、softbank airの違約金は1万円程度だと店員は即答したがそれは本来の違約金ではなかったのです。
ソフトバンクが狙う本当の違約金はルーター本体を割賦契約で購入させ、それを分割36回払いで払わせ、途中で解約すると残りの58320円が一気に降りかかってくる。
一見2年縛りの契約は実質36回払いの3年縛り。
説明中はレンタルのプランがある事を言わない。言ってない。言わなければ客はしらない。自動的に割賦購入で契約が進む。
割賦購入の契約をさせれば解約してもしなくても利益になるという図式。
真っ先に違約金を確認する様な私のような客に対しても、違約金は1万円くらいですのひとことで片付く。
それがソフトバンクの本当の狙いだった。
「違約金はいくらですか?」
「9500円です」
普通このように聞かれたら、解約時に本体代金の割賦金をまとめて払わないといけないとどこの携帯会社も話すのが当たり前だが、softbank airになるとそれ説明しない。
しかも公式ホームページにも割賦金のかの字もない。違約金9500円と書いてあるだけ。
JCOMが詳細に書いてあるのに対してソフトバンクは9500円としか書いてなかった。ご注意の隠しメニューの中にも割賦金の話が全くなかった。
契約する前にネットの口コミ情報を収集するべきだったがネットの口コミは必ずしも真実ではない。業者が口コミを捏造して投稿し購入を煽ったり、ライバルを潰すためわざと低評価を大量に入れたりする。ライター雇ったり現在のネットの口コミ評価はかなり荒らされているのが現状だ。
個人で書いている記事に関しても、アドセンスなどの広告料をもらって書いてある場合が多く、金銭目的のでたらめ記事と言うのは多々ある話。むしろ個人で責任がないからこそ嘘を書く事が出来る。これは同じ業界だからよく知っている。
それに店頭で嘘をついて契約させることが是となれば、日本において公正な取引というのは存在しなくなってしまうだろう。
何を信じればいいわからない。それが今の日本の実体になりつつある。
カスタマーセンターに文句を言ってみる
引っ越して4日後、カスタマーセンターの解約窓口に電話した。
一向につながらないカスタマーセンター。スマホを暫く放置してやっとつながった。
予想通りカスタマーは58000円払って下さいとのうのうと言ってのけた。
私は、店員が速度に関して嘘をついて客に契約させた点と、引っ越し先でネットが全く働かない点を説明した。
カスタマーの対応は予想通りの機械みたいな対応で、仕方ないです…、料金は無くなりません、こちらで提案できるのは技術部に相談して速度を上げるためのお手伝いをするだけです。の繰り返しだった。
でも現状1000分の1の速度だってでてないのにに技術部に相談して速度が出るとは思えない。 私は使えない機械の為だけに毎月5千円3年間払わないといけないの?
「そうですね…」
オペレーターは壊れたラジオの様に同じ事しか言わなかった。これ以上話しても無駄だろう。このオペレーターはアルバイトかなんかで、マニュアル通りの回答しかしないのだ。そもそも契約に関する権限を与えられてないからなんの決定権もない。
こいつに何を言ってもクレームになるだけで解決策等ないのだ。
消費者センターとの戦い
お昼休みの貴重な時間を使って消費者センターに電話をして見た。
結果だけ言うと私の精神がこっぴどく傷つけられただけだった。なぜか開口一番説教されたのだ。
なぜか「お前が悪いんだろ」的なノリで最初から突っかかってくる相談員。
とりあえず話を最後まで聞いてくれー。
「ベストエフォートって知ってます?」
「オンラインゲームをそんなバリバリやるつもりなのにsoftbank airなんて契約したんですか?」
「いやだってそもそも自分から購入しに行ったんですよね?それで払いたくないって勝手じゃないんですか?」
「そもそも2人でオンラインゲームをやるだなんて、そんな使い方想定しませんよ」
「そんなに不満があるならお手紙でも出してみたらいいんじゃないですか?」
人の話を全く聞かないままなめくさった相談員の説教は続いた。多分消費者センターにはおかしな相談とかそういうのがたくさんきているという実情があるからストレスも半端ないのかもしれない。彼らにとって相談に来る人は「馬鹿」なのだ。
それに加えて彼らが本来対応するのは家の押しかけて契約された時だけ。わざわざ自分から買いに行って何行ってんのコイツ?という考えなのだろう。
だが私は話も聞かないで説教する人とは致命的に相性が悪く、ましてや穏やかに接しているのにそれに乗じて強気の態度を取ってくる人が相手ならばなおさら。
相談員におかしな説教でたたみかけられついに大人気もなくキレてしまった。でも実際相談の為に電話しているのに話をきかずに決めつけてくるから相談の意味がない。
ただ今まで穏やかに話していた温厚な人物が本気で怒るとそれなりに恐いもので、今まで説教しかしなかった相談員がやっとまともな仕事をするようになった。
今回の様にコールセンターがマニュアル対応で事の進展が望めない場合、書面でソフトバンクに店員が虚偽の説明をした旨と速度について一筆したためて送付するとソフトバンクはどうしても対応しなければならなくなるらしい。
そこで返事がなかったり、改善されなければ簡易裁判所でルーター58000円の申し立てをするという手順になる。
裁判は通常金がかかるが、簡易裁判所であれば負けたとしても費用は1万程度で済むからダメージは少ない。そういった手順を踏んですすめるのが有効だと始めてマトモな回答が返ってきた。
相談員は最後に、また電話してことの進捗を連絡してほしい。言ってくれれば消費者センターも相談に乗るし対応をすると言った。順序立てて落ち着いた口調で手順を説明するその様子は、最初の舐め腐った説教タイムと偉い違いだった。
心にもない事を告げて電話を切った。
相談員との電話で心に傷を負ったゴリアテ
一応理不尽な説教には慣れているが、理不尽な説教をしてきた人間に強い言葉で言い返すと言うのはかなりの精神力を使う。
相談員との嫌なやりとりによってゴリアテの精神疲労はマックスまで上昇した。ただでさえ様々な手続きと費用の負担でぼろぼろだったのに精神すらぼろぼろになってしまった。
ゴリアテは満身創痍( ´///`)ブモ…。
もはやもう何もやる気が起きない。大好きだったゲームもネットがつながらないからできないし、動画を読み込むとネットがつながらなくなるかもしれないからつなげられない。
引っ越し後の多くの手続きに、金銭的負担と来月の生活費の計算に加え、ソフトバンクに一筆したため簡易裁判を行う……
……やる事が多すぎた。
救いの救世主現る
実は引っ越しの契約をしてすぐ、管理会社を経由して電波状況に問題がないか測定するため通信業者が来る事になっていた。
ゴリアテはまったく乗り気でなく適当に断ろうかと思ったがガスや水道の点検と同じインフラ整備にあたり管理会社が根回ししていたので素直に予定を入れていたのだ。
そんなことなどすっかり忘れ磨耗した精神の回復につとめる日曜日、その来訪者は突然現れた。
業者の人はなんというか思ったより変な人ではなかった。事務的に業者が扱うネット回線とテレビの受信方法について説明をし……
どでんと鎮座するsoftbank airとオンラインゲームをプレイする弟を一瞥して「あー……っやっちゃったかー」みたいな顔をした。
「sftbank airでゲームは辛いでしょう。相談にのりますよ」
なんとかつて通信事業のトラブルと契約解除の相談を受けていた人だった。
一通り説明するとゴリアテが契約したsotbank airの契約、安心乗換キャッシュバックサービスなど一通りのシステムを把握していた。
違約金は払うことになるが、割賦金はなくせる。そうするだけの理由がこちらにはあるし、引っ越しをすると事前に伝えているのであればsoftbankの説明不足を指摘できる。キャッシュバックの返金もなくなってしまうが、それもいくらか負担はする。
そもそもこの地域は正確にはsoftbank airの対象地域ではあるが届くか届かないかの微妙な地域。グレーゾーン……!それを対象エリアと謳っているだけだった。
引っ越した先で速度が一気に悪化したのは、ホームページにはエリア対象と記載しているが実際は対象ギリギリのエリアで対象になるかならないか分からない地域を対象エリアに含めているだけのことだった。
割賦金ゼロを目指し解約交渉への具体的な手順
私はこの業者に相談に乗ってもらいながら再びカスタマーセンターに解約交渉をすることにした。
順序を踏んで、相手から一つ一つ回答を得、矛盾点を指摘し改善策を相手に出させる。引っ越しによる速度低下と、通信速度に関しての相手からの回答、矛盾点……。
他の通信業者の乗換キャッシュバックなどを使えば割賦金はもどってくるかもしれない。だがキャッシュバックされるのは基本的に半年後だし、もうこれ以上負担に耐えるだけの精神的な余裕もなかった。
コールセンターとの2度目の火花散る戦いが始まるのであった。
続く……
続きかきました↓