回復術士のやり直しがアニメ化されるようです!この漫画結構お気に入りで更新のたびに欠かさず読んでます。
追記:改めてアニメ見たら色々説明不足だなーとおもったのでよくある質問と個人的解説Q&A書きました。
色々と賛否両論な作品
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なろう小説原作の作品ですが、内容はただただR18な性行為シーンが多く、本当にアニメ化できるのか心配ではあります。原作者はパクリ疑惑で賛否両論ある人。
ただ私はなろう小説をあまり読まないのでパクリがどのあたりなのかはちょっとよくわからなかったです…。ただ設定とかはランスシリーズと似てるなとは思いました。名前の元ネタがFFのケアルだなとは思いますが、ゲームの世界観を踏襲してるのはなろうのどの作品でも一般的になっているんですよね…。
加えてなろうで人気の異世界転生要素、従順で清廉なヒロイン、人助けで成り上がり、といった要素が全くと言っていいほどありません。
主人公も一応チート能力で触れさえすれば即死で殺せるのですが、相手がどいつもこいつも主人公以上にバケモノクラスのチート戦闘能力なので易々と上手くはいかないようになっています。
なので事前に作戦を立て頭を使い一週目の記憶をフル活用して復讐に挑むため真っ向勝負でやりあうよりも、不意打ちで兵士を気絶させたり事前に罠を仕掛けて雑魚を倒したりといった卑怯な戦い方が主軸になってきます。
人助けより復讐が優先のため、人の命を見捨てることも多々あります。自分の復讐で人が巻き込まれても罪悪感もありません。
そういった人間のブラックな要素ばかり浮き彫りにされているせいか漫画の商品レビューはいつも低評価。でも個人的には好きな作品です。
エロ漫画というよりは戦国ランス系のエロゲって感じ。エロゲとしてみれば楽しめます。
内容簡単紹介
物語は主人公ケヤルが仲間から受けた凄惨な虐待により世界を数年前の時間に戻し復讐を決意するというもの。
ケヤルは若くして勇者の力に転生したのですが、この力が代替の効く癒しの勇者でした。能力自体は失った右腕すら再生するチート能力なのですが、能力のたびに回復させた傷のダメージと同等の苦痛が自分に走るペナルティ付き。回復すればするほどケヤルの精神が摩耗していくというとんでもない副作用があります。
純粋な火力を求めていた勇者たちのリーダー「フレア」は落胆しケヤルをヤク漬けにして負傷した兵士たちを回復させていきます。ただこの世界にはエロゲのランスシリーズを連想させる「レベル上限」というものが存在しており、その存在をキャラクター達も知っています。勇者はそのレベル上限がなくさらに性行為によって勇者以外のレベル上限も解放できるので……そう、ケヤルは幼い体に兵士たちから激しい性的暴行を受ける羽目になります。こりゃ復讐したくなるって。
盾の勇者との比較
レビューを見るとヒロインの一人が亜人の奴隷とかヒロインにひどい目に遭わされるとか、「盾の勇者のやり直し」と比較されるんですが、盾の勇者とは正直似ても似つかないです。どちらかというとランスシリーズのほうが似てます。
盾の勇者とは違い、本作の主人公は異世界ではなくもともと異世界で生まれた人間の男の子ケヤル。彼が受ける虐待の内容がとにかくひどくてヤク漬けされた挙句、同じパーティメンバーだけでなく、城の兵士からもレベル上限解放目的でとにかく掘られまくるし、殴る蹴るは当たり前でR18な内容です。
また主人公を貶める王女フレアはマイティのような自分の手段のためなら殺人すら躊躇わない悪役…ではなく完全な小悪党キャラです。あんまりヤバイ犯罪を強いられるとビビって嫌がる。そして物語ではこいつ以上にヤバい悪人が出てくるので霞んできます。
そして亜人の奴隷「セツナ」は完全にエロ狼。しかも復讐の悦びに目覚めたサイコパスになるしでとにかく登場人物たちがブラック。
異世界の設定はランスシリーズっぽい
ケヤルの緑色の防具と茶髪、普通の人だと盾の勇者のパクリだと思う人が多いかもしれませんが、私はどちらかというとアリスソフトのランスっぽいな、と思いました。
またこの世界のレベルシステムやスキルシステムはランスシリーズの世界と共通するところが多いです。
- レベル上限
ランスシリーズにもレベル上限というものが存在しており、一般人の上限は20程度なのですが、主人公のランスだけバグでレベル上限が存在せず無限にレベルが上がるという設定です。
Lv20~30が一般的というのも同じ。ランスだとLv30もあれば一武将クラスには強い。Lv40だと達人レベル。
またレベル上限が存在しないランスと性行為をすると、そのキャラクターの上限を押し上げるという点も同じですね。ただランスは怠けるとレベルが下がります(笑)
- スキルレベル
これは文字がちょっと潰れててよく見えないのですが、体術Lv2とか攻撃魔法Lv3とか三段階評価なところが同じです。
ランスでも神魔法Lv2や剣技Lv1といったスキルが三段階評価でつきます。
ただランスのLv3っていうと魔法スキルで例えるなら大陸を焼き尽くすとか1万年前に瞬間移動するとか桁違いの能力なのでスキルの強さは全く同じというわけではないのでしょう。
ランスのLv2はそれだけで師範級の熟練者です。
勇者一行
普通のチーレムものと違ってヒロインも仲間も一癖あるキャラクターばかり。だいたいみんな性格がブラックです。
癒しの勇者 ケヤル(性的倒錯者)
名前の元ネタはケアル。
15歳で勇者に覚醒した回復術士の少年。もうこれでもかってくらい散々な目にあいます。幼い体でメイドに性行為を迫られたり、その後も牢獄でひたすら性的暴行を受けたりはてや同じ勇者パーティのホモのオッサンに性的暴行を受けたせいで性的倒錯者気味に……。ストレス解消かってほど性行為にのめりこんでます。
一応人助け的な行動はしますがあくまでも復讐優先で、人命救助は度外視
折角享受したチート能力は回復した傷と同等の痛みが走るという副作用付き。あんまりにも重傷者をヒールしまくったせいか、その副作用もほとんど気合で耐えてるっぽいです。
ただ回復した対象の経験も自信に走るためスキルや経験や記憶も獲得することができ、本来の回復術では回復できない致命傷すらも回復できます。
術の勇者フレア(小悪党ヒロイン)
名前の元ネタはそのまんまフレア(閃光とか炎とか)。
本作のメインヒロイン?王国の姫君で勇者一行のリーダー的存在。ケヤルをヤク漬けにして無理やりヒールさせていた張本人。よく比較対象の盾の勇者のマイン(マルティ)を思い出させますが、フレアはどちらかというとそこまで悪者になれない小悪党って感じです。
極端な悪女というよりもクズ野郎って感じの悪役で、民間人の大量虐殺みたいな悪逆非道は嫌がる小物。能力も術には長けていますが身体能力は貧弱で魔法が使えても使えなくても普通に負ける。中途半端な悪女に収まってます。
さらには彼女が最も得意とする魔法スキルも、中盤で登場する魔族の美少女に負けているという負けっぱなしのキャラクター……。
剣の勇者ブレイド(ガチレズバカ)
名前はそのまんまブレイド(剣)
ケヤルの憎い復讐相手でフレアにかわいがられるケヤルに嫉妬して殴る蹴るの暴力を毎日のように行うやばいやつ。
極度の潔癖症で男嫌い。レズでフレアに執着的な恋愛感情を向けています。
戦闘力はまさに剣の勇者にふさわしく怪力に異常な反応速度、最強剣をコピーした万全の状態のケヤルでも真向でやりあってまず叶わないバケモノ。
砲の勇者ブレッド(ガチホモ少年愛DV野郎)
砲撃の勇者。ガチホモ。少年愛。
名前の由来はおそらくバレッドか。普通の人ならFF7のバレッドを思い浮かべるんだろうけど、多分英語本来のバレッド(小銃、銃弾、ピストル)的な意味だと思う。ここまでフレア、ブレイドってそのまんまだし。
一番謎の多い強面のオッサン。普段はニコニコしているけどそれがまた恐ろしい。
ケヤルを色目でみており、食べたものを口移しで与えたりそれを拒絶すると暴力をふるったりそれを反省して強引に性行為したりもう典型的なDV気質のヤバイやつ。おまけに少年愛ときた。
能力は砲撃で遠距離に対してすさまじい火力を誇るというものだが、彼の場合そこにほかのメンバーにはない知略や軍略も加わる。部下を複数持ち、別部隊として動かすなど敵にすると厄介な人物。
奴隷の人狼少女セツナ
狼系の亜人の少女。彼女の住む里が帝国によって襲われ奴隷の身分まで落ちてしまった。素質値は高いけどレベル上限が1桁というとてつもない低さのため、復讐すらもかなわない少女。
復讐のためにケヤルに協力するがそのせいでケヤルと同じ復讐の快楽に目覚めてしまったプチエロサイコパスに……。
物語唯一の良心、剣聖
本作唯一の良心。勇者でもないのに最強クラスの実力を持つ。しかも美人で騎士だからか従順でヒロイン以上にヒロインらしい。
序盤でケヤルがスキルコピーし、それ以降ケヤルの主な戦闘手段となる。これ以降良心は出てこないので以上。
フレアの近衛騎士
長身でガタイのいい近衛騎士のオッサン。ケヤルに顔交換されてケヤルと同等の目に遭う。物語上屈指のヤバイ復讐をされる。エログロ注意。
フレアの妹
サイコパス