値段:1000円くらい
SteamのBloodCardというゲームにはまってます。このゲームはカードで戦うゲームになっていて、世界観もダークで独特な雰囲気が魅力です。荘厳な音楽とどこか不気味な舞台、そしてどこまでもついてくる死神…そして一度始めたらやめられない中毒性があります。
ストーリー
主人公は二人、男性主人公が「黒い血」と呼ばれる死相に満ちた白髪の剣士、女性主人公がどぎついファッションに身を包んだ「血の魔女」です。男性と女性それぞれ主人公が用意されているのがポケモンみたいで好印象ですね。基本的に黒い血が初心者向けのスタンダートな性能になっており、血の魔女がクセの強い上級者向けになっています(難易度が上がってくるとどう見ても黒い血が上級者向け
彼等は不気味な血の沼、拷問器具、凶悪なモンスターが蔓延る屋敷の地下までたどり着きましたが財宝と引き換えに死神に取り憑かれてしまいました。
死神から逃げ延び、地上までたどり着けばゲームクリアです。
ですがこのゲーム、ストーリーに至っては全くと言っていいほど情報がなく、彼らがなぜ地下まで潜り込んだのか、なぜ死神に取り憑かれたのか、地上に出れば本当に死神から逃れられるのか、全くと言っていいほど情報がありません。
はたして地上に出れば本当の勝利なのでしょうか…?
ゲームシステム
ゲームシステムはいたってシンプル、ステージも3ステージしかないためサクサクプレイすることができます。
基本的には各ステージの最後にボスが待ち構えており、ボスを倒すと次のステージに進むことができます。
地上に出るか死神を倒せばゲームエンド。
ボスのいる部屋に行くまでプレイヤーは以下の選択をすることができます。
- 通常モンスターと戦闘
通常クラスのモンスターと戦闘します。カードが少ない間はこれを選んでおいたほうが無難です。勝利すると一回のカードボーナスを得ることができます。
- エリートモンスターと戦闘
ちょっと強いエリートモンスターと戦闘します。純粋に強かったり数が増えていたり、ナメてかかると死ぬこともあるので、ちゃんとした準備が必要です。勝利すると2回分のボーナスが得られます。
- ショップ
カードを購入したり、カードを削除したりできます。価格はだいたい30から400。カードの削除にもお金がかかるのでご注意。
- イベント
何が起こるかわからないイベントが発生します。いいこともありますが時にはよくないイベントも起こることも…。
- カードボーナス
戦闘に勝利すると得られる報酬です。このカード報酬でカードの枚数を増やすことができます。最終的には120枚くらいまで山札を増やせるのでだいぶ安心ができます。
- コモン
3枚まとめて獲得できます。割と強くて便利なカードが多いです。 - レア
高級なカード。2枚もらえます。高級だからといって強いとは限らない。場面場面で使えるものが多い。 - エピック
一枚だけしか手に入らないカード。強いとは限らずコストも高くデメリットも多かったりします。
他にも伝説と呼ばれるカードや呪われたカードなども存在します。特定条件をクリアするとカードが解放されていく仕組みなので頑張りましょう。
カードの山札が体力になっている
このゲームの一番の特徴はカードの山札=プレイヤーの体力になっていることです。敵からダメージを受けると山札からカードが捨てられていきます。
戦闘の流れは…
- 山札から6枚カードを引く
- エナジーを消費してカードを使う
- 敵にダメージを与えるか、守備にまわすか、回復をする
- することがなくなったらパス
- 敵の行動
- 死神出現~
山札が0になったらゲーム終了なので定期的に捨て札から山札にカードを回復し循環させなくてはいけません。
もちろんカードを使用するにはエナジーが必要になってくるので限られたエナジーをどうしようするかがキモになってきます。
黒い血の特徴
カードのドロー6枚
エナジー:3チャージ、持ち越し可
特徴:血の印
印を3つ消費して捨て札から一枚好きなカードを手札に入れることができる。
死相が出ている男性主人公。目つきが悪い犯罪者顔。若いのに真っ白になった白髪から彼の苦労が垣間見える。
- 特徴
ターン開始時、エナジーが3チャージされさらにエナジーを次のターンに持ち越しできるので長期戦で頑張るのに向いてます。シンプルに使いやすく、これといった癖がないので初心者向けです。ルールを覚えるまでは彼を使用するのがいいかもしれません。
死神が登場するまで4ターンかかるというのも彼の強みです。ゆっくり考えて、準備して戦闘に持ち込むことができます。
血の印は捨て札から好きなカードを一枚、手札に入れることができる特殊能力です。コンボを組み立てやすく心機一転できる強みがあります。
- 弱み
ゆっくり準備して長期戦に持ち込む…といっても最大レベルの死神は6ターンの制限がかかってきます。高難易度になればなるほど使いづらいキャラかもしれません。エナジーを補充する手段があまりないため、難易度が上がってくるとエナジー不足に頭を悩ませることになります。
また、彼には手札のカードを除去する手段がないため、どうしても手札がパンクしがちになります。カードを省いて別のカードを取得したい、とおもっても得られるエナジーが限られているため、資金繰りに頭を使うことになります。
血の魔女の特徴
カードのドロー6枚
エナジー:ゼロ、持ち越しも不可
特徴:生贄
カードを生贄にして1エナジーを取得できます。
特徴2:追憶
生贄にしてきたカードたちを山札に戻して3枚ひきます…生贄とは…
真っ赤なローブにミニスカ、羽毛の羽飾りにドぎついメイクというなんとも斬新なファッションの女性主人公。このデザインを考えた人は何を思ったのだろうか…。
- 特徴
典型的な「使いこなせば恐ろしく強い」主人公。
性能もカードを生贄にしてエナジーに変換するという能力。癖の強い能力ゆえに初心者には不向きです。カードを生贄にすればするほど手持ちは減っていくので戦略が限られていくという側面を持っています。
いかにカードをドローして増やせるかがキモになるキャラクターですが手札の枚数が少ない初期ではドローするほど山札も減っていくので、ワンキルされるリスクを抱えています。とくに難易度が上がってくると敵一体からもらうだめーもハンパないため、山札がどんどんやられてエナジーに変換する分すらのこりません。
故に防御カードの使い道が割と重要になってきます。黒い血ではとりあえず剣ふっときゃ勝てていたのが、防御してカードを守って動かないと詰むことも多々あります。
また装備品をガシガシつけて特殊能力で無双する典型的な魔術師のため、装備品をはく奪されたり、装備品の数だけダメージを与える敵にはめっぽう弱いです。
- 強み
クセは恐ろしいほど強いですが、使いこなすとヤバイ強さを発揮します。彼女の特性上、カードが多ければ多いほど無限にエナジーに変換することができ、さらに追憶でエナジーにしたカードを山札に戻すという荒業が可能です。生贄とは…。
その特性上、装備品と魔術を組み合わせ、無限ファイヤーボールでずっと俺のターン!な空中爆撃機と化したり、カードを意図的に破棄し、その倍の数だけ手札を補充して無限ループさせるなどチートクラスの性能を発揮させることもできます。ゲームのルールをぶっ壊すヤバイ主人公。
正直高難易度で進めていくと黒い血よりも圧倒的に使いやすく強いキャラに化けます。ある意味チート。
遊んでみました!
最高難易度でプレイしてます!興味があったら見てください!
次回はBloodCardの詳細な戦闘システムとカード性能をご紹介したいとおもいます!
勝利?
実はこのゲーム、普通に地上に脱出してクリアしても勝利?になるのです。真のエンディングが存在するのでしょうか…気になるよーー!