元カノ(仮)と今カノと僕の続編がでていました!その名も「僕のカノジョは浮気なんかしない!」です。通称うわカノ。
今回は僕の彼女は浮気なんかしないの感想とエンディングの考察をしてみたいと思います。
ちなみに気になる開発元は株式会社グローバルギアという福岡のゲームアプリ を開発している会社みたいです。20代のスタッフが活躍する若々しい会社ですね。いろんなジャンルのゲームアプリを出してます。
不倫やら浮気やら流行っている昨今ですが、うわカノはゲーム性が高くなっているのでぜひプレイしてみてください。
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今作では凄惨な展開やショッキングな描写はなく、流血的なストーリーもありません。
正直、前作と同様にもっとショッキングでも良かったと思います。あの悪意に満ちたエンディングは最高だったなあ。
今回はよりゲーム性に富んでおりどちらかというと推理に近い内容になっています。
絵は前作と変わらずとても綺麗で女の子たちも大変かわいらしいです。あなたはカノジョが浮気をしてると思いますか?していないと思いますか?
今回ヒロインとなるのは大学の写真サークルに所属する「カノジョ」
髪を二つ縛りにしたかわいい女の子です。どことなく元カノ(仮)の面影がありますが性格はやや普通寄りの女の子です。今回はこのカノジョのラインの誤送信からカノジョが浮気しているのかしていないのかを探るというお話です。
そしてストーリーに変化を与える役目なのがこの「ギャル」。カノジョと比べて美人よりで姉御タイプの女性です。
今回は分岐マップというのが搭載され前作よりもより分かりやすくなっています。攻略サイトを見なくてもエンディングをすべて集めるのは容易でしょう。
女の子たちとの関係性を深めるための選択肢は前回よりも難しくなっていると感じました。前回ではとりあえず女の子たちの嫌がる台詞を言えば好感度は落ちましたが今回は彼女たちがして欲しいことを的確に供給しなければ関係性が深まりません。
主人公に届くカノジョからのLIME。そこには「今日は楽しかったです」のメッセージ。しかしその日カノジョとはデートしていない・・・。その日からカノジョの不審な行動が増えていきます。
飲み会の終わりサークルの先輩を誘ったり、昼休みに見知らぬ男と親しげに話していたりしています。
デートに誘えば終始文句ばかり全然楽しくなさそう。「ステーキ屋に行きたい」と言い出したかと思えば頼むのはサラダとスープ。
映画を見たいと言い出したにもかかわらず見たい映画のタイトルすら考えていない。ちなみにこの映画の子って元カノ(仮)の子かなあ。
そしてカノジョが見たいと言っていた映画も録に見ず20分も化粧室に退席してしまう。
さらにカノジョは主人公の知らない間にバイトをはじめていたことがわかります。そしてその頃からカノジョは忙しいという理由で彼氏の誘いに対してもそっけなくなりました。
もう浮気をしているのは間違いありません!主人公とギャルはカノジョを尾行します。
カノジョの真相について
勘の鋭い方ならお分かりですね?浮気というにはあまりにもおざなりすぎるカノジョの行動。白々しいまでに主人公の前で不審な行動をしている。そう、すべてはカノジョが主人公にかまってもらいたいがためにはじめた自作自演だったのです。
このゲームをプレイしていると分かるのですが、主人公がかなりドライです。カノジョと付き合ってはいますが、彼女の行動に対してはあまり興味がなく、カノジョが誰と話していてもそれは彼女の自由であると、良く言えば束縛しない、悪く言えば無関心です。
オープニングにも「好きの反対は嫌いではなく、無関心である」と出てきますがまさにそれを体言したゲームといえます。
このゲームのエンディングはカテゴリとしては2種類に分かれており「浮気をしている」パターンと「浮気をしていない」パターンで明確に分けられています。
どちらを信じるかはあくまでもプレイヤーの判断にゆだねられているというのがポイント。
ですが、浮気をしているパターンのエンディングがやや特別な仕組みでたどり着くものになっており正規のエンディング以外に存在するサブエンディングをすべて集めなくてはいけません。
サブエンディングはどれも主人公が浮気を疑って問い詰める→カノジョが泣いたり怒ったりして浮気をしていないらしいことが分かる→誤解が解けて仲直りという流れ。
画面にはバッドエンドの文字ではなく「ハッピーエンド」と表示されます。
そして最後には謎の「証拠」が残されます。そう、浮気をしているパターンのエンディングを迎えるためにはこの証拠品を集めカノジョを逆転裁判のごとく追い詰める必要があるのです。
月、火、水、木、金、土、日すべて別の男性と浮気をしていたカノジョ。計8股をしていたと自白します。ひどい奴!を通り越してあまりの器用さ(バレバレだったけど)に感心します。
ストーリに存在するすべてのハッピーエンドを最後に突き出し、浮気の真相に迫るその流れは、まさにこれこそが真のエンディングだ!と言っているような錯覚を覚えます。
ちなみにこのエンディングですがカノジョに対して常識はずれなほど冷たく接しないと到達しません。
エンディングの考察
初めタイトルにある「僕」という一人称とゲーム中の主人公の一人称「俺」が違っているので、実は主人公が浮気相手で本命は別だったという展開を予想しましたがそんなことはありませんでしたね。
浮気をしているパターンで到達するエンディングはかなり特殊なものですが、このエンディングに到達するためには選択肢をすべて冷たいものにしなければいけません。
たとえばカノジョを家に送った際、カノジョが床で寝込んでしまうのですがその際に毛布をかけたり起こしたりもせず放置して帰ってしまったり、酔って気持ちが悪いという彼女に対してあからさまにため息をついたり、説教をしたり。
そして極めつけが1日目のこの会話・・・普通に進めていたらうっかり見過ごしがちな会話です。飲み会の帰り、先輩と親しく話すカノジョに割って入るとこの選択肢にたどり着くきます。
「俺くんはヤキモチとかやかないの?」と聞くカノジョ。これに対して「別に」、「飲みすぎだぞ」、「少しは」の三つが用意されています。
ここで「別に」と答えると・・・
一瞬ものすごく悲しそうな顔をした彼女が写ります。そう、一瞬だけ。
ちなみに「飲みすぎだぞ」を選ぶと・・・。
表情が変わる。もちろん関係性はマイナス。
この選択肢からも分かるように、彼女に不信感を抱けば抱きまくるほどカノジョとの関係性は深まるようになっています。
もしかしたら、主人公の気を引く為に8股を演じているうちに、主人公以上にちやほやしてくれる男性たちにのめりこんでしまったのかもしれませんね。すべての真相はプレイヤー次第、あなたならどちらを信じる?
ちなみに私はシてない派!いつまでも人を疑ってちゃ誰とも付き合えませんよ(´□`;)
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