何かあるとすぐに専属看護師(透析出身)の友達を呼び出すゴリアテ。
今度はなんと自分の体を表と裏から撮影しなんと899さんに送り付けていた!!
醜い裸体をLineで送り付けるなんて迷惑なヤツだ!!
茶番
う、うわああ!ほんとうに写真が送られてきた~~、こ、これは……
乳……乳……乳!!!!これは、これはもう!怪しからん!!けしからん!!ゴリアテさんダメじゃないですか!!こんな、こんな肉を余らせて……ああ、これをもっと寄せたら……乳がもっと…ぶつぶつ
えっ、だめなの!!だめなの!?やっぱり背筋の鍛え方が足りないよね…たるんでるよね
(´;ω;`)プロノメハゴマカセナイ…
そういうことじゃないんです!!くぅーー!!なんてもったいない~~、肉を集めなくてもこんな……!ああ…この脇の乳肉が……乳ーーーー!!!乳―――!
ウワァァァン(ノД`)・゜・。
やっぱり鍛え方が足りないんだぁ、脇に変な脂肪が残ってるのを見破られてしまうんなんて恥ずかしい!!これから背筋を鍛えるぞ!
話がかみ合わない二人であった……。
有酸素運動で筋肉は減るのか?
最近よくyoutube見るんだけど、コメントで有酸素運動をやると筋肉が減るからやるだけ損ってみんなが脅してくるんだ
どこの動画でも有酸素運動は筋肉を減らすからやらないほうがいいって言うんだよね
唯一そうじゃないって反論してたのはバズーカ岡田くらい
えっ!有酸素運動がダメってどういうこっちゃ……?筋肉が減る?えっ、それどこ情報ですか?有酸素運動をやっても筋肉は減りませんよ???
ええっと…医療の観点から見ると…。筋肉は「普段通り使われれば維持、普段以上に使われれば増加、普段以下に使われなければ痩せ細る」という特性があります。つまり筋肉が減ると言うのは、その筋肉が使われていないだけ。
「有酸素運動(脂肪消費)をして無酸素運動(筋力UP)をしない」のであれば筋力UP運動がないので筋肉が減る、と言うのは理解できるのですが、それでも有酸素運動が筋肉を減らすと言うのは理論が乱暴過ぎるような気がしてます
筋肉が痩せるのは先ほどお話しした「使われない時」とあともう一つあって、それが「体が(血糖値的な)エネルギーの飢餓状態に陥った時」です。
エネルギーがないなら脂肪を使えばいいじゃないと思われるかもしれませんが、実は体はピンチな時に脂肪を使いません。体は慎重な性格なので、これからもっと恐ろしい飢餓が来るかもしれないと身構えます。
じゃあピンチな時に何を使うかと言うと、筋肉です。体は安定して糖の供給がなされておらず命の危機を感じた時、せっかく鍛えたり大事にしたい筋肉を分解してそこから非効率なADPというエネルギーを取り出しちゃうんですよね…。
せっかく無酸素運動で筋肉増やしても、血糖値の乱高下によって体が防御反応出してたら脂肪減らされなくて筋肉減っちゃうから意味がなくなっちゃう
なので…そうですね。非健康的なダイエットなどにより体が飢餓状態に陥っている時に活動(呼吸をして生きる事)をすれば筋肉は痩せます。 この二通りの筋肉の減り方は似ているようで、実は全然別なお話なんですよね
はぁー!なるほど( ..)φメモメモ
でも有酸素運動では筋肉が減らないってどういうことなの?みんな筋肉が減るって言ってるよ
息をしながらゆっくり続けて行う運動はすべて有酸素運動なんです。20分とか歩いただけで筋肉が減っていたら大変なことになっちゃいますよ💦
無酸素運動は脂肪を燃やさず筋力UP、有酸素運動は筋力微増で主に脂肪を燃やすのに特化した運動です。無酸素は瞬発的運動、有酸素は持続的な運動なんですが、ちゃんと「呼吸をしながら」「ゆっくり」するとそれは有酸素運動になるんですよね。先ほどお話しした通り筋肉はアクションを起こされると増えるので、筋肉を刺激しつつゆっくりやれば、理論上筋力も増えるし脂肪も燃えます
なるほど!!そういうことか!!だからトレーナーさんも筋トレの動画とかで呼吸がいかに大事かをあんなにうるさく言ってるんだ!!
あ、厚生労働省のサイトにも書いてある!!
そうです!また、本当に無酸素だけで脂肪が減らないのかと疑問を持たれているかと思いますが、無酸素で筋細胞を豊かにすると結果的に基礎代謝(生きてるだけで消費するもの)が増えること、また筋トレをした周囲が引き締まる・その周囲の皮下脂肪が落ちることで痩せを感じられるんだと思います。 あと、無酸素は筋肉を増やすと言ってますが、これとは別に無酸素状態と言うのは体全体を酸欠にして苦しめるので、無酸素運動の後には十分休憩を挟むのが大事だと思います
有酸素運動の仕組みは、体にちゃんと酸素が行き渡っている状態なので。
なるほど! 有酸素は栄養を行き渡らせるようなものなんだね!!
あれ、栄養って血糖値の時にも似たような話をしてたような…
血糖は活動の源、パワー!!💪( 'ω' )(なかやまきんに君風に)
例えるなら、ガソリン、石炭、燃料です!
対して酸素の栄養は即物的なパワーです、元気玉みたいな。 血糖は筋肉の「嫌気(けんき)性代謝(酸素を使わないでエネルギーを得る代謝)」があるので低血糖でもなんとか踏ん張れるのですが、酸素は代替する代謝がない
4分止まっただけで脳は死に、後遺症として歩けなくなっちゃったり植物人間になっちゃったりします
なるほど血糖不足によるピンチと、酸素不足によるピンチは違う だから呼吸しながらの運動が良いとよく勧められているんだね…
そうです! 運動強度の高い瞬発的な無酸素運動で筋細胞は肥大しますが、それは人間のシーンで言えば敵に襲われて死にそうなシーンでの力です。
死にそうな力ばかり鍛えていては、体はいずれ疲弊して末梢(体の中心部から遠い所)の細胞から酸欠により死んでいきます。
なので無酸素運動の後にはちゃんと呼吸することが大切ですし、筋細胞を肥大させないからって有酸素運動を毛嫌いせず、日々を安定した体力で乗り切る持続的な力(散歩、ランニングなど)として一緒に鍛えて頂ければいいかなと思っています。
無酸素運動で負担をかけた筋細胞を癒すのも酸素ですし、体の中にある酸素って大事なんですよね
まって……それじゃあ、
AppleWtachが取り込まれた酸素のレベル測ってるのでそのせいだ!!
あいつなんか勝手に人の酸素測ってるなーって思ったけどそれで酸素はかってやがったのか!
ストレッチは見た目が綺麗になる
筋肉はエネルギー不足でも減りますが、使われなくても委縮します。でもストレッチとかヨガで筋肉が引っ張るだけでも使われた認定されるので委縮を予防できます
体が引っ張られる運動って細かい筋肉も作用しあってるので、細かい筋肉をまんべんなく使うという意味ではヨガやストレッチは有意義ですね。しなやかな筋肉になって見た目も美しくなります。運動嫌いな人ならヨガやストレッチがいいですね
ちなみに医療現場で筋肉のプロと言ったら何と言っても理学療法士(PT)、作業療法士(OT)です! 俗にいうリハビリのお兄さんお姉さんですね。この専門職の人は寝たきりになってしまったり交通事故や手術でボロボロになってしまった体を歩けたり走れたり、果ては日常生活が問題なく行える動作にまで訓練して下さる魔法使いのような存在なんですよ
友達に理学療法士、作業療法士が居たら超ラッキーです。筋トレ方法から腰痛の改善、正しい筋肉の使い方まで全部熟知してます。お医者さんがこの筋肉回復させてほしいって指示を出す先の専門職ですからね。ぜひぜひ正しいストレッチ教えてもらいたいものです
ぼくが交通事故でリハビリしてたときもついてたなぁ。見た目は普通のナース服着た看護師さんでした。
皮下脂肪を減らすには?
そういえばさっき内臓脂肪を燃やすって言ってたけど、皮下脂肪をピンポイントで減らす方法ってあるの?
ありますよー!皮下脂肪、内臓脂肪と言いますけど皮下脂肪は筋肉から皮膚にある脂肪で臓器にへばりついているのが内臓脂肪、私たちが減らしたいねと言っているのは皮下脂肪ですね。
皮下脂肪は皮膚~筋肉間につくので、筋肉が鍛えられたら減りやすいです。脂肪の手っ取り早い落とし方は揺らされる事。内側の筋肉が揺れることで外側の脂肪は大いに揺れ、結果的に皮下脂肪は筋トレで落ちやすい脂肪と言えます。
でも内臓脂肪は筋肉が動いても、筋肉の内側にあるから揺れてくれなくてなかなか落ちません。
腹筋すれば皮下脂肪が落ちるから引き締まったーって分かるんですが内臓脂肪は持続的な運動をしないと燃えてくれません
体も内臓脂肪を落としたくないんです。脂肪が臓器を守りますから。例えば殴られたりしたときに脂肪がないとダイレクトに傷つく…殴られたりしなくても飛んだり跳ねたりしただけで臓器同士がこすれて傷つくことをイメージしてください
体脂肪率0%もよくないと言われるのはそのせいで、浮遊腎などは一番怖いです。腎臓はとてもデリケートですから
そういえばぼくの二次検査の時、中性脂肪がガッツリ落ちてて、その時に899さんが「ビートセイバーで運動していたおかげですね、食事制限だけだと中性脂肪がおちない」って言ってたのはそのせいか!
内臓脂肪が減ると血液データはかわります。信じられないかもしれませんが見た目は痩せてても内臓脂肪が高い人はいます。運動してない、お肉ばかり食べている、筋肉もない、持続的な運動もしていない(耐久が必要な運動をしていない)
お医者さんがいつも20分以上歩いてね、というのは内臓脂肪を減らしてほしいからなんです
内臓脂肪は 臓器と臓器の間にへばりついている脂肪なので増えると臓器が息苦しくなります
むぎゅむぎゅ~って、だから脂肪肝とかって肝臓がむぎゅむぎゅ押しつぶされて苦しい苦しい、本来の働きが出せないってなります
なるほどねー!!今日もいっぱいお勉強したなぁ!899さんの看護師講習はとってもためになる!