ゴリアテ | アニメ・ゲームブログ

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蘇は美味しいのか不味いのか、実際に作ってみた

 

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蘇 Wikiより

ツイッターで話題になっている「」というレシピ。日本最古のチーズだとかなんだとか。

 

平安時代に考案されたレシピでそもそも日本で牛乳が主流になるのは大正とか江戸後期とかもっと後だった記憶がほんのりあるが、百済から天皇に献上された牛乳がきっかけとなり、皇室だけで作られたレシピらしい。

 

ツイッターでは牛乳が売れないからみんなで蘇を作ろうと呼びかけが起きていた。海産物もどこも食材が売れなくてつらいと思うのだが、みんなどんだけ牛乳好きなんだよ。

 

蘇の作り方

気になる作り方だが余った牛乳をフライパンにかけひたすら火にかけて混ぜ続けると牛乳が固まってきて蘇ができる。それがとにかく根気のいる作業で何時間もひたすらかき混ぜ続けるのだ。

 

ツイッターでは素朴で美味しい!チーズとヨーグルトの中間の味と絶賛の嵐。でも現代に流通されている牛乳を温めただけでそんな美味しくなるとは思えない。試しに「蘇 不味い」で検索してるみるとずらずら出てくる不評の山……。

 

は果たして美味しいのか不味いのか、

 

ということで実際に作ってみて美味いか不味いか確認してみた。

 

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フライパンに牛乳を投入。

 

生乳100%の酪農牛乳というちょっとお高めの牛乳を使ってるぞ。ちなみに低脂肪牛乳を使ってしまうと不味くなるらしい。

 

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火を限りなく小さいとろ火にしてひたすら混ぜ続ける。強火にすればより早く固まるが甘みも香りも飛んで不味くなってしまう。なるべく100%うまみを引き出すために時間と手間をかけ蘇を作っていく。

 

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6分~10分経過、あまり大きな変化はない。

 

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10分経過。暇になってきたであります。

 

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15分経過。かなり固形になりつつある。

 

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25分経過。ここまで固まればあとはもうすぐ。

 

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30分かなりネバネバになった。ここまでくると写真を撮っている間にあっというまに固形になる。

 

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これができた蘇。牛乳を少なめに入れたのでちょっとしか取れなかった。美味しいかどうかわからないのでこの量でいいと思う。

 

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こうしてラップで包んで冷やしておきます。

 

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一夜経過。すっかり冷えて固まった蘇。

見た目はクッキーみたいさてそのお味は。

 

 

……うん。美味しくない……。

 

たしかにほんのりと甘いし香りもあるんだけど……ツイッターで絶賛されてるほど美味しくはない。

チーズでもないしヨーグルトでもない。甘味は確かにあるんだけどずっと食べ続けてると素朴すぎてキツイ……。牛乳独特の甘い香りもずっとかいでると鼻にきつくて気分が悪くなってくる。

 

家族と分けて食べたけど、やっぱりあまり美味しくなくて残してしまった。どうしても普段から美味しいお菓子や料理を食べているのでそれと比較してしまうのだ。しかも一昨日手作りのミルクちぎりパン食べたばっかだし……。

 ちぎりぱん↑

 

どちらかっていうとホットミルクを限りなく味を薄くして固形にした食べ物って感じ。だがコクはない。薄っぺらいホットミルク。ちぎりぱんのほうが絶対美味しい。

 

 

不二家 ミルキー袋 120g×6袋

お菓子としてはミルキーに近いんだけど、味のないミルキー…。ミルキーの甘味を薄くした味のないミルキー。素朴で美味しいっていうけど素朴すぎるのだ。

 

たしかに料理に不慣れな人がこれを作って食べたら作った時の愛情もあって美味しい!と思うかもしれないけど、これを作って酪農家の応援!とかするくらいなら普通にミルククッキー作とかミルクパン作ったほうが絶対いい。

 

というかここまで手間をかけて蘇を作るくらいならバターと小麦粉と牛乳でホワイトソースを作ってシチューなりグラタンなり作ったほうが工程もほぼ同じだし絶対美味しいと思うのだが、ホワイトシチューやグラタンなどの料理は基本的に男性やネット民に受けが悪い傾向がある(男性が嫌いな料理のナンバーワンがホワイトシチューらしい。*1)。

 

ただ牛乳は学校などで行われている食育方針もあり、必ず飲まされる食品の一つで大人気だ。そういった現代の食事情的なものもあり蘇が流行ったのかもしれない。

 

どちらにしろ「蘇をもう作ってる人がいない」と嘆きのつぶやきがあったが、そりゃそうだろ……と思った。ツイッターでこの蘇を広めた人は本気で美味しいと思って広めたのだろうか……。

 

蘇を美味しく作るなら

腕が疲れるのでもう作りたくはないが、もし美味しく作りたいなら砂糖を幾分か混ぜたほうがいい。

 

それと多分平安・奈良時代の牛乳は殺菌処理されていないから今の牛乳より乳脂肪分が多かったんだと思う。市場に流通されている牛乳は高温で殺菌処理されていて乳脂肪分も法律で制限されているため家庭でバターやチーズが作れないようになっている。

 

これが搾りたての生乳だとシェイクしてバターが出来上がるのだ。よくいう牧場の搾りたての牛乳が美味しいという話もこのあたりにある。

 

だから平安時代に作られた蘇という料理は、多分バターとかチーズみたいな感じになって美味しくできたのかもしれない…。

 

現代の牛乳ではちと無理がある料理だな、と思いました。