ダイエットにおいて飲酒は禁忌である。私は運動した後は食欲がまったく無くなってしまうので飲み食いしないが、普通の人にとってはお酒はなんともやめがたいものだと思う。
なぜならお酒は現実逃避の一面を持っているからだ。現実が辛ければ辛いほど、仕事が苦しければ苦しいほど、人はお酒がないと生きていけない。
お酒はマイナスまで下がり切った人間の感情を無理やりプラスまで持っていき高揚感を与える。だからやめられない。みんなアルコール依存症になってしまう。
かつて私もそうであったし、ゲームが現実逃避の手段としてあったけど昔の会社からゲームをやめろと小言を言われ続けた。その土地の価値観的に「ゲームは子供の趣味、そんなのをやってるなんて変な人」という扱いだったため普通の人になるべくゲームをやめた。その結果お酒に逃げるしかなかった。
アルコール依存症を治すにはあまり害のない他の依存に置き換えて治すしかないと思う。そうでないと楽しいと言う感情がなくなったただ辛い毎日に我慢しているだけでずっとやめられない。
「楽しい」と言う感情を失うと人は地獄のような毎日を味わう。苦しみと悲しみだけしか感じられない苦海。
酒は害だと分かっていてもやめられない人が多いのもこの辺りが原因なんだと思う。人は喜怒哀楽の欲求には抗えない。
私の場合健康とダイエットのためにお酒を止める必要があった。そこそこ名前が知れわっていたしどうしても人前に出る機会が多かった。無様な姿は見せられない。
だけどなかなかお酒はやめられないので、依存性の高い電子ドラッグとまで言われるゲームを使うことにした!
お酒を飲む時間をゲームに置き換えようという魂胆だ。ソシャゲはダメだ。青天井で課金に終わりがない。害が大きすぎる。買い切りタイプで中毒性が高いもの。シヴィライゼーションやArkみたいなゲームがいい。レビュー欄をガン見しながら選んだ。
どちらも非常に依存性の高い電子ドラッグと呼ばれるゲームだ。シヴィライゼーションに至っては「もう1ターンだけ…」「もう1ターンだけ」と言いながらやっていたら朝の4時になっていて顔が青ざめた。
「CivIVやるとどうなるのー?」
「朝になる!」
という頭のおかしい有名な言葉もあるほどだ。
とにもかくにもどちらにしろ現実逃避がしたいだけなのだ、何かに没頭することでもそれは代用できる。電子ドラッグと言われるほど中毒性の高いゲームに時間を忘れてのめり込みことで苦しみを忘れ楽しみを享受する。
ゲームが終わった後は疲れ果て酒も飲まずに寝てしまう。その繰り返し。ゲームの依存がほかの依存と少し違うことは他の依存となかなか競合し辛いところだ。
お酒なんかのんでる暇ないしそんな暇があったら少しでも国を発展させたい。オートセーブものだったら尚更。勝負事なら集中力がいるから尚更飲めない。
禁酒の方法 禁酒カレンダー
酒をやめるための方法は、月めくりタイプの卓上カレンダーをまず用意しておく。ダイソーなど日付が大きいものが見やすくてちょうど良い。手帳みたいな小さいものよりいつも目に届く卓上式がおすすめ。
酒を飲まずに一日が終わったらこのように斜線をつけて行く。
お酒を飲んだ日は空白のままにしておく。別にバッテンとかおのれを戒める言葉とか書かなくていい。あとで見たとき見辛いし、白いままだといつ飲んでしまったかすぐわかる。
自己管理用なのでべつに嘘をつく必要もないし、斜線を引いていくのが割と楽しくて、あとから見たときも「自分頑張ってるなー」って気分になれる。
たたアルコール依存症がかなりの重傷で私生活や仕事にまで影響が出てしまった人は、本気でやめ続ける意志がかなり重要だ。そういう人はまた飲んだら、飲酒運転で衝突事故起こしたり、大事故を起こしてしまう。
どんな買い切り電子ドラッグでもせいぜいのめり込めるのは半年程度。どんな電子ドラッグでも半年経ったら飽きてしまう。ただ数千円で半年間酒を飲まない期間を買えて、お酒を飲まない習慣を作ることはできる。そこから先は本人の意思次第。一応電子ドラッグはいっぱいあるので、別のゲームを利用するのもアリ。
消費カロリー |
277kal |
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腹囲 |
89cm |
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二の腕 |
29cm |
29cm |
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