注意:この記事は筆者のブラックな愚痴と怨念で出来ています。
あくまでも軽い気持ちで、ユーモアの一つとして読んでください。
私は切断というものを余りしない。ゲーム初期は回線の都合などもありみんな切断していた。というかゲームのエラーがむっちゃ多かった。でも今は安定しているので切断の事故なども少なく平和にゲームをプレイしている。
・・・・・・はずだった。
5月初旬
あれから十数日の日を跨ぎ私はゲームを起動した。目指すは一つランク1になるためだ。サイトのメンテナンスなどを優先していたためだいぶ日付が空いてしまった。
これが全ての過ちだったと今は思う。さっさとゲームしてランクあげときゃよかった。私は甘く見ていた。高ランクがどういう世界であるかを知らなかったのだ。
私は久々にDbDを起動し、いつもと同じパークでランク上げを始めた。私は気付く。何かがおかしい。いつもとは違う奇妙な空気が試合の中で流れている。
野良サバイバーたちの動きがいつもよりもおかしい
まず、野良サバイバーたちの動きが変だ。いつものようなアグレッシブさがない。なぜかいつも私が最初に見つかりチェイスをしている。一度吊られたら他のサバイバーはなかなか助けに来てくれない。1吊りで殺される。
私はそのとき「しなやか」という窓を超えたときに加速するパークをつけていたのだが、他のサバイバーはみんなスプリントバーストというダッシュすると加速するパークをつけていた。
しなやかの難点は初動で距離を稼げない点だ。他のサバイバーがダッシュで逃げる中、私はダッシュができない。そのため殺人鬼に見つかったら距離の差でまず私がターゲットにされる。だからチェイスを引き受ける率が異常に高かった。
チェイスするのは別にいい。それが普通だから。
でもその頻度が多すぎる。なんでみんなチェイスしないんだろう。
このエンブレムシステムの評価値は基本、サバイバーとの奪い合いだ。救助ポイントは米粒獲得において大きい割合を占める。だから安全な状況だと分かると多くのサバイバーが群がるし発電機は我先にとガンガンつけていく。チェイスなんてしたくない。だって他の評価値が入らないから。
私は救助を円滑に進めるため、野良と連携し囮役を引き受けた。救助エンブレムは一切たまらなかった。ボーナスを受けられるのは救助者だけで囮には何も入らないのだ。惨めな気分だった。
エンブレム制にあわせたパーク構成に変える
pipの溜りが遅すぎる。いつまでもチェイスしていては米粒が一向にたまらない。折角手に入れた米粒が切断スタートによって減らされるなどザラだった。
私はパークを全て変更しエンブレム制に特化したパークを模索することにした。
レジリエンスは外した。好きなパークだったがポイントが増えないからだ。負傷し続けていたら鬼のバベチリで優先的に狙われる。いまやバベチリをつけない鬼などいなかった。
変わりに「ウィルメイクイット」をつけた。これは救助したときに治療速度が2倍になる。救助と回復が一瞬で行われ救助したサバイバーの生存率を大幅に上げることができる。
救助してもその人が倒されたら大きく減点されてしまうのでこれはすごく役にたった。
同時に「エンパシー」をつけるようになった。これをつけていれば今誰がチェイスをしているかがどこにいても分かる。エンブレム制になってからチェイス中のサバイバーが味方に何度もなすりつけるため、チェイスがこちらにつつりエンブレムを没収されるということが多々あった。
チェイスポイントは殺人鬼のターゲットから外れると二倍になる。だからみんななすりつけてくる。自衛のためにもエンパシーは必須だったのだ。
しなやかやデッドハードはスプリントバーストに変更した。とにかく初手でチェイスは痛い。痛すぎる。一度でもミスって吊られたらキャンプで確殺される。発電機5個分もチェイスすれば絶対キャンプする。チェイスポイントだけでは昇格できないからそしてpipが減る。
初手で他のサバイバーと距離に差をつけるため、ダッシュ時に加速するスプバが必須だということが分かった。
ランクが上がるかはキラー次第、運ゲー
私はこの段階でエンブレムの真実に気付く。
このエンブレム制はキラーの戦略によって米粒の増減が決まる。
つまりキラーが離れれば救助が可能になり米粒が増えるが、キラーがキャンプをすれば救助が出来なくなるから米粒が増えない。
許された猶予のような救助パークは正直役にたたない。キラーが離れない。救助しようとした瞬間キャッチされる。一撃食らってから救助するという方法もあるが、自分がキャンプされるリスクが高すぎて使えない。
ハントレスは心音範囲外から斧を投げる。ナースは遠くから離れてわざと戻ってくる。助けさせてくれない。救助エンブレムはもう諦めるしかなかった。とにかく発電機を修理して生き残る以外に方法は無かった。
チェイスをするとpipが落ちる
チェイスはダメだ。チェイスをしている間は他のポイントが入らない。発電機5台分もチェイスしようものならその間、一切修理ポイントが入らず、戦績は黒・銀・黒・赤という恐ろしい結果が出来上がりpipが増えない。
努力に反して見返りは恐ろしいほど少なかった。それに発電機5台分チェイスをするようなサバイバーは一度でも吊ったらその場でキャンプして確殺する。というか瀕死になるとエンブレムの評価が一段階下がるのでチェイスはリスクが高すぎる。
可能な限り隠密をしてチェイスを避け発電機を行う。私はどんどんチェイスがヘタになっていった。
サバイバー・キラーともに異常な切断率
黄色ランク帯に入ってから切断が多い……、多い!多い……!多すぎる!!
ゲーム中普通に切断される。もはや自分が回線落ちなのか鬼の回線落ちなのか分からない……。鬼だけじゃない、生存者も切断する。回線が落ちる。隣で一緒に修理していたサバイバーが忽然と消える。緑pingなのになんで!!?
切断。切断。二人スタート、三人スタートは当たり前。
pipは勿論没収。頑張って脱出してもpipはもらえない。人数がすくなくて救助エンブレムが十分に取れないから。鬼は勿論手加減してくれない。
理不尽だった。ナースと激戦して奪い取った米粒が切断によって容赦なく奪われた。鬼がふつうに回線落ちして試合終了してもゲームがある程度進行しているとその場のエンブレムが試合結果として反映されるのでpipが減らされてしまうことがある。そんな光景を何度も見た。
あまりの理不尽さに愕然とした。私は何も悪くない。でもペナルティをなぜか受ける。切断は私のせいか!?私がわるいのか!?ついでにゲームエラーによる強制終了でpipが-3個減った。いい加減にしてくれ!
サバイバーの切断対策にフレンドが必要
私はこのあたりからフレンドを一人だけ積極的に誘うようになった。ボイスチャットはいらん。上手くなくてもいい。とにかく切断の心配がない状況がほしい。これではゲームにならない。
だが時間が合わないということもあり、ほとんどは一人プレイを余儀なくされた。
フレンドがいたとしてもほとんどが2人だけの出勤で野良は必ず2人いた。それでも私は満足だった。フレンドが一人いるだけで切断のリスクがぐっと減るのだ。
鬼の切断は相変わらず多かったが、サバイバーの切断リスクはかなり減った。
このエンブレム制は、切断リスクのないフレンドを必ず一人混ぜなければ試合が成り立たない。
修理ポイントの謎
私は事前情報をあまり見ないでプレイする。それが自然な状態だからだ。だから気付かなかった。
修理エンブレムが一向に貯まらない。他のサバイバーと一緒に発電機を5台つけてゲートあけて呪いのトーテムを破壊してもレインボーにならない。普通のトーテムを破壊してノーワン潰しを行ってもダメだ。いつのまにか私の呪いのトーテム破壊率は脅威の数字になっていた。
なぜだろう?
私は理解はできなかった。だが攻略サイトを見る気はなかった。
それは自然なプレイじゃない。普通は攻略サイトを見ない常態で自然なゲームをプレイする。その感想を筆にしたためなければ。
そしてこの異常な事実を気付くのはランク10を超えた地獄の高ランク地帯に入ってからだった……。