ゴリアテは昔ご飯がすごく嫌いだった。親は普通にご飯を食べることができたが、炊飯器が故障していて水分多めに炊きあげられ、保温されてない状態で一日たったご飯を出されたりしたため、ご飯が食べられなくなった。
子供時代のトラウマというのは深く跡をのこすもので、親はご飯を食べるが、ゴリアテは西洋人のようにパンを食べていた。
パンを基準にすると食事もどうしても西洋料理になってくる。だからあまり三角食べなどもする方ではなかった。
そこまでご飯が嫌いだと周りの大人も問題視してくるもので、ご飯がいかに栄養満点で素晴らしいか、ご飯を食べないと体が弱くなると語り、日本の口内調味がいかに素晴らしいかを語られ、テレビも日本の三角食べ文化を絶賛していた。(実際お米はが栄養満点というのは嘘で。エンプティカロリー。多少の食物繊維以外は栄養が全くない)
小学校の教師というものは栄養学の知識もなく他人に確認もしないくせに、さも専門家のように思い込みを語るものである。
今は、自分で料理ができるので普通に美味しいご飯を作って食べられるようになったのだが、こうして食事制限をしているとみんなが絶賛している三角食べや口内調味というのは本当に素晴らしいのか?と疑問を抱く。
なぜなら、血糖値の上昇を抑えるためには食物繊維が含まれる野菜から先に食べ、食してから5分くらいたってから他の食事を行うのが良いからだ。
空腹状態で糖が含まれる食品を摂取すると、血糖値が上昇して脂肪に変わりやすくなる。野菜に含まれる食物繊維を先にとるとそれを阻止してくれるのだ。あと野菜は草食動物みたいによく噛まないといけないのでよく噛んで食べる習慣にもなる。
そう考えたら西洋の一品、一品食べるやり方って理にかなってるんだなぁと感心した。日本の口中調味とか三角食べって言うほど健康的じゃないんじゃないかなぁ。
調べたらこんな話がでてきた。
日本人が昔から行ってきたご飯や主菜、副菜などを交互に食べる、いわゆる「三角食べ」による口中調味。それがなぜ今、注目されているのでしょうか。食品化学や味わい教育に詳しい学習院女子大学の品川明教授に話を伺いました。
「口中調味が注目されたのは、その健康的なメリットがきっかけのひとつですね。口中調味を意識的に行い、口の中で変化する味わいを感じようとすることで、噛む回数が増え、唾液が増えます。それによって唾液中の酵素がより働くようになるため、消化や吸収を助けるようになるのです」
口中調味のメリットは噛む回数が増えることらしい。確かに食事においてよく噛むということは大事だ。
最近だと日本の食文化をよく考えず絶賛するわけではなく、ダイエットにおいてお米を大麦やオートミールなど栄養のある食べ物に置き換えることを推奨したりするのが増えてきた。
私が子供のころくらいにお米は栄養なんてないといったら、教師に呼びつけられて両親も呼びつけられて一時間くらい説教されていただろう。
数十年前に比べると栄養面の知識とかもアップデートされてるんだなぁと思う今日この頃であった。
消費カロリー |
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330kcal/45分 |
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