ゲーム上での性質
Phasmophobiaで特定できる霊の一種。本作でも最も危険性が高いゴーストとして設定されており、なんの前触れもなく頻繁に狩りモードへと移行し襲いかかってくるため初心者が一番殺されやすい。見た目も非常に凶悪でグロテスクな見た目をしている。←見た目は10種類の中からランダムでした。
心霊現象は氷点下の温度、ゴーストライティング、スピリットボックス。ウィジャ盤で交信すると正気度が下がらない性質を持つ。
さすがデーモンだけあってプレイヤーにコンタクトを図ってくるものが多い。
デビルとデーモンの違い
日本だとデビルという言葉がとても有名なため「デーモンじゃなくてデビルですよw」とわざわざ配信者にコメントする人が見受けられるが、失礼だし見ているほうも苦笑してしまうのでコメントする前に一回調べよう。
このゲームではデビルではなくデーモンという名称を使用しているが、厳密にはデーモンとデビルは微妙にニュアンスが違い、デビルは宗教的な意味合いが強く、キリスト教に登場する人間を堕落させ、神と対立・敵対する存在としてよく使われる。
デーモンというのはオカルト的に精霊・現象・守護霊・悪霊といった人間により近い邪悪なものとしての性質を持つ。
ウィジャ盤とデーモンの考察その1
デーモンとウィジャ盤を通じて交信することができ、その際正気度が低下することがない。本来ウィジャ盤やタロットカード、こっくりさんなどはテーブルターニングと呼ばれるテーブルを使用した儀式の一つで精霊や神霊と交信を行いメッセージを享受するために作られた正統な儀式の一つ。(とくに西洋では守護霊が信仰されており、守護霊と交信したい)
しかしテーブルターニングで呼び出せるデーモンもこの精霊の一種であり、どちらかというと儀式の失敗に近い。汚れた環境、間違った手順によって悪質なデーモンと交信してしまうことがあり、しかしそれでもまがいなく儀式なのでその力を借りることができてしまう。
ちなみにデーモンと交信した場合の儀式は特に協力で、精霊などの力と比較にならないほど、あらゆる未来を見抜きあらゆる本質を正確に当て術者に凄まじい利益をもたらす……が、術者はその力の強力さゆえに力に依存して溺れていき、色欲、強欲、怠惰、あらゆる欲望をまき散らし、術者は例外なく著しいほどの不幸に陥る(破産・失踪・家族での心中、知る限りシャレにならない)。
デーモンは人間の欲望に深く根付く性質を持っているため、人間の欲望が深く強くなるほどその代償は強くなる。ギャンブル、性欲、金生きる上で欲望は尽きない。一つ得るともっと欲しくなるのが人間である。
対処法は自信の欲望を全部捨てて他人の幸福のためだけに力を使うこと。自己犠牲。
ウィジャ盤とデーモンの考察その2
デーモンにウィジャ盤を使用しても正気度が減ることはないが、その考察の一つとして他の低級霊とくらべてデーモンが唯一「会話ができてしまう」からではないかと考えられる。
他のゴーストは悲しみや憎しみの感情が原点となっており、その感情を放ったり物を飛ばして感情を表現したり、ただただ憎しみの感情を書き連ねたりということしかできないが、このデーモンだけは別格で明確な意思を持ち、意志の疎通ができてしまう。そう”できてしまう”。
生きた人間から見ると、感情だけを叫んだり物を飛ばしてアピールしてくるなんて、正気の沙汰ではない。だがなまじ意志の疎通ができると安心してしまう。そのためデーモンだけウィジャ盤を使っても正気度が下がらないのかもしれない。
(フレンドの情報によるとポルターガイストやスピリットにウィジャ盤を使っても上手くいかないことが多く、投げられちゃったりするらしい。デーモンは比較的割と反応しやすいとか)
ただ、意志疎通ができるから安心できるといったらとんでもない勘違いで、意志疎通できる霊はだいたいヤバい。会話ができるというより、できてしまうからこそその危険性も高いのだろう。
テーブルターニングの注意点
儀式で使用した10円玉、こっくりさんの紙、タロットカードで使用した付箋などの消耗品はすべて焼却・廃棄し(コインであれば自販機)手元に残してはいけない。カードなどは清らかな場所に保ち、大切に保管することが原則。
魔術の痕跡をずっと持ち続けていると所有者に不幸が及ぶと言うが、詳細は不明。前述したデーモンとの縁を切ることが重要なのだろうか?呼び出されたものが神聖なものだとは限らない。