ゴリアテ | アニメ・ゲームブログ

DeadbyDaylightの攻略や解説やネタ記事。アニメやゲーム等の紹介をしているブログです。

アイテムハック(チート行為)の何が悪いのか【Dead by Daylight】

昨今、DeadbyDaylightで有名な配信者が、チート行為を行ったことでゲーム配信をできなくなるという騒動が起こりました(引退と呼ばれていますが、チート行為を行ったことによる引退は、引退ではないと思うのでこの言葉は避けます)。

 

このブログ、芸能人のトレンドブログではないですし、基本的に私は特定人物について書くことはないのですが、チートに対して活動停止することはないと言う方がとても多く、ゲーム好きとして静かに胸を痛めこのような文章を一筆したためました。

 

チートという行為がもたらす損害と影響について、ご参考程度に一読していただけますと幸いです。

 

 

騒動の発端

今回問題になった配信者は男女二人一組のコンビとしてDbDの動画投稿活動をしていました。チェイスがとてもうまい配信者として有名だったのですが、男性配信者の方が以前からゲームの縦横比をスクエアに変えて見えない範囲を映して反感を買ったり、チートを行ってスキンを入手したのではないかという疑惑などで問題になっていました。*1

 

しかしその後、相方の女性のプレイヤーが別のゲーム(APEX)でチートを疑われ、その騒動が飛び火して今回の騒動につながります。

APEXはDbDとは違い非対称ゲームでなく銃で撃ちあうタイプのFPSです。そのためチートが分かりやすく、尚且つ勝負に真剣な方やプロゲーマーも多いのでチートしていたなら大問題です。

 

女性プレイヤーの潔白をはらすかはらさないかという騒動の末、謝罪文を掲載することになり、配信者が過去にアイテムハックをしていたという重大な事実が明らかになりました。(メインのアカウントもBANされていたみたいですが情報不十分のため要確認)

(さすがに脳に異変は言い過ぎですが💦

 

元々、DbDの凄腕サバイバーとして人気だった配信者だったため「活動停止しなくてもいい」と言ったコメントや「チートをすることの何が悪い」とか「ゲームを有利にしていたわけじゃないから悪いことじゃない」と言ったコメントが多数投稿されていました。

チートの悪質性について知っているかたは何甘いこと言ってんだ、と首をかしげたくなるようなコメントですが、本当にこんなコメントで大量に埋まっていたのです。

  

アイテムハックは永久BAN処分の最も重い不正行為

DeadbyDaylightでは以前から不正に対する処分と、通報の基準を制定していました。最近の話じゃなくずっと前から。

 

その内容は公式のフォーラムで掲載されており確認できます。アイテムハックというのはハッキングにより本来入手できないスキン等を不正に入手したりセーブデータを改変してパークやアイテムを不正に入手することを指します。

 

Twitch配信者に配られるTシャツや期間限定のイベントで入手できる帽子、またはお金を払って入手できるスキンなどそういったものをハッキングで入手する行為は永久BAN処分という非常に重たい違反として定義されています。

 

DbDでの不正に対する処分は永久BAN/一週間BAN/48時間BAN/24時間BAN/と別れています。見て分かる通り永久BANは非常に重たい罰則です。もう二度とゲームやるなコラ💢💢っていう意味です。

 

またこのアイテムハックは真っ先に記載されており運営がいかにアイテムハックを重たい違反行為として認識しているかがわかります。

 

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引用:ゲームのルールと通報システム|日本語公式フォーラム
https://forum.deadbydaylight.com/ja/discussion/70078

 

限定スキンの入手やセーブデータの改変がなぜここまで重たい違反として定義されているかを説明していきたいと思います。

 

スキンの不正入手はゲーム開発者の利益に損害を与える行為

ゲーム開発会社というのは基本的にボランティアじゃなく利益があって成り立つ企業なので、ゲーム提供と引き換えに利益を享受する権利が当然にあります

 

限定スキンというのはゲーム会社の利益に直結するアイテムです。プレイヤーが限定スキンが欲しいから配信をはじめたり、必要があれば課金を行って特別な衣装を入手したりします。

 

ゲーム内のスキンというのは会社の利益に直結する非常に貴重なアイテムなのです。それをハッキングにより不正に取得しようとする行為は、ゲーム会社の利益を不正に盗み取ることと同義となります。目に見えて分かる損害なので場合によっては損害賠償請求を行う会社もあるでしょう。

 

セーブデータの改変も同じです。本来プレイヤーがゲームに時間をつぎ込み少しずつポイントをためていくというシステムを無視して、アイテムやポイントやパークを不正入手する行為はゲームの寿命を著しく縮めるためゲーム会社にとって損害となります。

 

だって考えてみてください。何回も対戦をして少しずつポイントをためてパークを解放していく、普通に考えれば一年遊べるボリュームのゲームを、ハッキングでパークやアイテムを好きなだけ入手してたら一か月もかからず全開放。やることがなくなります。

 

「自分は全部解放してもずっと遊び続けるからいいじゃん」とかじゃないんですよ。一人それを始めたら「あ、それやってもいいんだー♪」っていってみんな真似します。そうしたらそのゲームで本来数年またいで享受できた利益が、数か月で焼け野原。ゲーム開発に何千万もかかったのなら赤字で倒産。今まで何やってたんだろ……レベルの話です。それらを防ぐため規約があり法律があり罰則があります。

 

チートは、ただのお遊びだしゲームだから一見して犯罪ではないと思われがちですが、ゲーム会社に著しく不利益や損害を与える大変悪質な行為です。スキンが欲しいならきちんとゲームしてイベント期間内に入手して、課金アイテムならお金を払って買いましょうという。なんでそれができないの?

 

チェイスで参考にしていた動画だからやめないでほしいというコメントについて

そもそもチートをやっている人のプレイなんて参考になりません。その人の動画はチートを入れている前提の動画です。そんな人のチェイスが、チートを入れていない善良な人の環境で再現できるわけがありません。

私の持論ですが一個チートやってる奴は何種類でもチートをやります。

 

BANされていなければいいのか?

DbDのBANに関しては通報するために証拠が必要です。証拠がない通報は棄却されます。今回の件に関しては疑いは多々ありましたが、明確な証拠がないため誰も通報できなかったのではないかと思います。チートの証拠を入手するなんて生半可な情報収集能力でできるものではありませんから…。

ですがすべてのプレイヤーはゲームを起動しプレイする際に、エンドユーザライセンスの規約にサインしています。BANされるかされないかに関わらず、すべてのプレイヤーは規約を守る義務があります。それを忘れてはいけません。

 

活動再開は妥当か

今回は活動再開の声が多くありますが、活動再開を行うにあたって以下の条件をクリアする必要があります。

 

同じゲームで活動再開は不可能

そもそもDbDアイテムハックに関しては、永久BANクラスの時点で同じゲームでの活動再開は無理です。なんのために永久って言葉がついているのでしょうか。それが許されてしまったら、その人を真似してみんなアイテムハックをします。有名な配信者が許されたのだから、普通のプレイヤーだけ罰を与えるのはおかしい。みんな思います。

 

DeadbyDaylightで得た動画収益をどうするか

また今回の配信者は、動画によって収益を得ており、女性の相方も「動画で収益を得ており遊びじゃなくて仕事としてやっている」と発言をしてしまったので、仕事として責任を取らなければいけません。

 

責任というのは引退することではなくて、ゲーム会社に不利益をもたらすチートをしながら収益を受け取っていた事実がありますから、DeadbyDaylightで発生した収益をすべて計算したうえで、それをどうするかまで結論を出さなければなりません。仕事というのはそういうものです。 

 

しかもお金というのは返金したくてもできるものではありません。これは吉本で反社会組織から利益を受け取っていた芸人たちもそうですが、受け取ってしまったお金を詐欺被害者支援に寄付したら「詐欺被害者たちから詐欺によって巻き上げたお金なんて使えない」と言われ返納されてしまいました。お金を返したくても返せない、結果的に不正なお金だけが手元にのこるという結果に終わりました。

 

おまけ:大会優勝者の実績について

今回の配信者はDFCという非公式の大会で優勝の実績を得ています。この大会は開設時のみ私が仕事を辞めてニートで暇だったのでルールの制定、実況者の選定、配信方法の構築で協力していたものでもありますが、そこそこ大きい大会になっています。開設当初はチートは絶対禁止、クリーンであることが最重要、それを指標とすることとしてあとを任せました。

ですが今回残念ながら優勝者がチーターという不名誉な禍根が残されてしまいました。もうどうすることもできません。どうしてくれるのでしょうか?

DFC Dead by Daylight 大会 vol.5 | DFC

*1:ゲームの縦横比は公式のモデレータから許可され事なきを得ています。