私は横断歩道で人がいたら必ず止まるようにしている。
生産性がどうのとか知らんがな。自分自身が車に引かれたことがある。
歩行者のダメージは車のそれとは全く違う。
運転者はせいぜい自動車保険の事故歴で保険料が高くなったり、免許証の色が変わって、最悪逮捕される。その程度だ。歩行者が食らうダメージよりずっと軽い。
歩行者は違う。骨が折れたら回復に一年以上かかる。痛いし手術もしないといけない。最悪手足切断。ギブスが明けたからってすぐ歩けたり元の生活に戻れるわけじゃない。ここはファンタジーなゲームの世界じゃない。ケガした人は運転者よりずっと辛い思いをするのだ。
なんか最近よく思うんだけど、横断歩道でひき逃げ事故の看板多くないか?と思う。
ひき逃げ事故の看板があると思うと、いつも横断歩道だ。
とくに近所の住宅街に狭い道路があるんだけど、そこが近道になるもんでしょっちゅう車が通行する。
でもそこにはスーパーがあるもんで、横断歩道を渡らないといけない。もちろん車は我先にで一切止まらない。5分は待たされる。身勝手な車は信号で渡れよと非効率を押し付けてくるが、片側の歩道が極端に狭いため車に接触しやすい。
信号を渡って片側から歩いてスーパーに行くとより危険なのだ。
そしてそこにも死亡事故発生の看板があった。
そもそもせいぜい5秒か10秒待っててくれば済む話なのだ。
なんでお前の5秒を優先するためにわざわざ何分も歩いて遠回りしないといけないのだ。
その5秒を優先したがために死亡者がでて生産性が失われたのではないだろうか。
車はもう少し歩行者保護の原則を守ってほしいと思う。
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