よくあるダイエットの質問で運動と食事制限どちらが大事かという疑問がよく上がる。答えとしてはどちらも大事なのだが殆どのトレーナーは食事制限が大事だと答えると思う。
食事のバランスって大事だし1日何を食べてるか把握することが大事だし。炭水化物、脂質、タンパク質、この3つのバランスは特に重要だ。
でも自分は運動が大事だと答えると思う。食事制限が大事だからやりましょうというのはあくまでも教科書通りの答えだし理想論だと感じる。それができたら苦労しない。
ジムのトレーナーとかエステのスタッフはもともと運動や美容が好きな人が多く、デブになったことがない人も多いと思う。
でも極端にデブったことがある人なら分かるけど、極端なデブがいきなり食事制限なんて絶対無理だ。豆腐に置き換えるとかプロテインで置き換えるとか、やっても絶対ストレスで破綻する。
そしてそこまで太るまで食べるということには要因がある。ストレスだったりそれが娯楽と化していたり何かからの逃避だったり。
私の場合は趣味をやめたことによって娯楽が食べることしかなくなり過剰なストレスがあったことだった。
毎日が楽しくない、趣味も楽しくない、生きていくのは辛い、美味しい物を食べたい。それをやめたときのストレスは異常だった。
一部の食事を豆腐やこんにゃくに置き換える。それだけでも本当にしんどかった。
娯楽とストレスの逃げ口をなくすということだ。だから最初から食事制限をしても破綻する。一度壊れたストッパーを直すのは並大抵のことではない。
胃袋はいきなり小さくならないからストレスで気が狂いそうになる。
運動はその食欲を減退させる。運動を30分以上行うと食欲減退ホルモンが小腸から出て血中を通して全身に巡り食べる気そのものをなくし代謝を増進させる。そして多少のストレス解消効果がある。
食欲のホルモンは人間の食事を調整する重要な存在だと。食欲増進と減退、満腹になるホルモン、空腹を知らせるホルモン、代謝促進系色々ある。
とくにGLPは美容クリニックで注射されるほど痩身に効果があるらしく、論文にもあがっていた。でも高いお金出して注射しなくても運動によって出てくる。
すでに過剰な食欲が身に付いてしまったら長期的に毎日運動する習慣を身につけておくといいと思う。自然と食事量が減っていき、少ない食事で満腹感が得られ油や炭水化物を減らした食事制限を行なってもさほど辛くなくなって耐えられる。
動いた分だけ食べるクセがついちゃってる人はダメだと思うけど…。
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