そういえばこの4日目のリングフィットの豆知識で、女性は筋肉が付きにくいので筋トレをしてもムキムキにはならないというフレーバーテキストがあった。
動画だとカットしちゃったけど、女性が筋肉がつきにくいって言うのはこれ厳密には誤りなんだよね。実際はビミョーに違う。
男性ホルモンで筋肉が付くから女性は筋肉が付きにくいというのは一般論だけど、厳密には違うんだ。男性ホルモンがあるから筋肉がつくわけではない。
ダイエットを行うとき、男性と女性の体成分の違いはどのような影響があるのでしょうか。女性は男性より筋肉がつきにくいのでしょうか。体成分の男女差について見てみましょう。#インボディ #inbody #健康 #ダイエット #性差 #運動 #筋肉https://t.co/HQYtrco3RO
— インボディ・ジャパン (@InBodyJapan) 2021年9月17日
これは最近掲載された、インボディの公式サイトで勉強したんだけど、論文などを照らし合わせながら解説されている。
- 同じ運動をしたとき増加する筋肉量の男女差はなく体格差の影響がでかい
- 女性がマッチョになりにくいのは遅筋繊維の割合が高いから
- 男性ホルモン(テストステロン)の影響は少ない
- おまけ、男性はどうしてお腹周りに脂肪が付きやすいのか?
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同じ運動をしたとき増加する筋肉量の男女差はなく体格差の影響がでかい
➤ 平均的に、男性は女性より元の筋肉量が36%ほど多い。
➤ 筋肉分布をみると、女性は男性より上半身の筋肉量が少ない傾向がある。
引用:https://www.inbody.co.jp/howtodiet-woman/
インボディでは運動によって得られる筋肉量の増加量は同じであると解説している。過去の研究ではむしろ女性の方が筋肉が増加したらしい。
これは男性より女性の方が元々体格が小さいかららしい。男性は体格的に初期の筋肉量が多いので、筋トレしたときに効果があるように見えるだけで、実際の運動によって得られる変化には男女差はないと考えているみたい。
ただ体格差によって筋肉量が3割ほど少ないから同じ量に達するまで時間が必要ということ。このあたりは体が小さい男性とかもいると思うので個人差の範囲でも起きうることだと思う。
女性がマッチョになりにくいのは遅筋繊維の割合が高いから
女性の場合、遅筋線維の割合が速筋繊維より高い傾向があります。そのため、男性のように瞬間的に強い力を出すことは難しいです。しかし、高齢者男女を対象に6ヶ月間筋力運動の効果を検証した研究によると、女性が男性より全身の筋力トレーニングで筋肉量をより多く増加させることができると報告されています³⁾。そして、女性が男性と同じく運動をしても、男性のようにマッチョにはならないことも、筋線維がより細い遅筋線維が多い点が理由となります。
これは書いてある通りなのだけど、女性にマッチョなイメージが根付かないのはこの筋肉の割合によるものだという。
瞬発的な力をだす速筋と遅筋がありその割合が男女で違うため、マッチョにならないとのこと。これが女性は筋肉がつかないと誤解されがちな要因のひとつなのかもしれない。
男性ホルモン(テストステロン)の影響は少ない
テストステロンは筋肉を発達させるホルモンであるため、男性の筋肥大反応の効果がすぐに現れますが、ホルモンの影響による最終的な筋肉増加量の男女差は少ないという研究結果もあります⁴⁾。つまり、女性はテストステロンの分泌量が少ないですが、このホルモンが筋肉増加量に及ぼす影響は小さいため、女性が男性より筋肉量を増やすことが難しいわけではありません。
よく男性ホルモンがあるから筋肉がつくと言われてるけど、実際の筋肉増加量は少ないらしい。
ではなぜ、男性ホルモンが筋肉が付くとみんなから言われているのは、筋肥大反応の効果がすぐに現れるという性質みたい。
筋肥大で筋肉が大きく見えるけど、実際の量は増えていない。
よくボディービルダーとボクサーがベンチプレス対決とかで見た目が小柄なボクサーがすごい量を持ち上げていて勝利するという動画をよく見るけど、そういうのと同じ現象なのだと思う。
筋肉の見た目の大きさと、実際の量は比例しないということ。だから体格が小さく見えたり小柄に見えてても実際はボディビルダーと同じくらい筋肉量が付いているということもあり得るのだろう。
おまけ、男性はどうしてお腹周りに脂肪が付きやすいのか?
このあたりは女性ホルモンの影響があるのだろうけど、女性は炭水化物や脂質の代謝が男性より良いとされている。たぶん女性ホルモンの生成に脂肪が使われるという側面もあるのかな?
そういった理由で男性は内臓脂肪を蓄積しやすく、女性は下半身に皮下脂肪として蓄積しやすいのかもしれない。
内臓脂肪は増えすぎると脂肪で内臓が圧迫されて苦しい苦しい、となる。それは健康上深刻な問題を引き起こすので男性の肥満基準が厳しい理由もこのあたりにあるかもしれない。
内臓脂肪は皮下脂肪とちがって奥の方にあるので燃焼が難しい。皮下脂肪は筋肉にくっついてるから筋肉を動かせば、自然と落ちる。マッサージしたりするだけでも僅かながら落ちるらしい。(本当かなぁ)
けど内臓脂肪はそれができないので継続的な有酸素運動を行って長期間頑張って少しずつ落とすと、血液検査の中性脂肪の値などにその結果がよくあらわれるという。
つまり女性に筋トレは効果がないなんてことはないので、筋トレして筋肉も増えてしかもマッチョにならないといういいことづくめなのだ!!女性は安心して筋トレしよう!
ゲームの途中でコカコーラゼロを飲んだら美味すぎて泣きそうになった。
リングフィットでいっぱい運動してコーラ飲むのオヌヌメ。
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